「モゲチェック」は5月10日、「変動金利上昇による金利負担」に関する調査結果を発表した。調査は2月9日~4月22日、モゲチェックを利用した新規借入および借り換えユーザー3,954人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず変動金利ユーザーを分析したところ、「平均金利」(0.84%)、「毎月返済額」は平均10.9万円だった。

そして、この結果を元に金利を0.1%ずつ上げた場合の金利負担額を計算すると、 変動金利が0.1%上昇すると約1,100億円ずつ金利負担が増え(D列)、1%上昇した場合は1.1兆円の金利負担増加だった。

さらに金利負担額を金利種別に集計したところ、年間で1.4兆円の金利負担となり、変動金利は7,510億円と半分以上を占めた。金利が1%上昇した場合、 変動金利は金利負担額が0.8兆円から1.9兆円に増え、全金利種別の合計値も2.9兆円と倍増する結果だった。