タレントのタモリと女優の高畑充希が出演する、キリンビール・本麒麟の新CM「飲み飽きない味わい」編、新WEB動画「醸造家のこだわりを語ってみた」編が、10日より公開される。
同CMシリーズの前作から新しくなった赤い空間に、タモリが登場する新CM。醸造家からの手紙を読みながら、タモリは「ほぉ」と感心の声を上げる。緊張した面持ちの醸造家がグラスに同商品を注いで差し出すと、タモリは「いつもうまいっていうのが一番だよね」「うまいねぇ」と笑顔を見せる。
新WEB動画では、タモリの動きに合わせて、高畑がタモリの心の声を実況。最後にはアテレコをタモリに気づかれてしまい、「何やってんの、こっちきて一緒に飲もうよ」と声をかけられ、2人で乾杯をする。そして高畑は「やっと飲めた!」と満足げな笑みを浮かべる。
■タモリ インタビュー
――今日のCM撮影はいかがでしたか? 醸造家からの手紙を読むシーンがありましたが、手紙を書くことはありますか?
たまに書きますね。ちゃんとお礼を言わなきゃいけない時には、お礼状を書くことはあります。
――新しくなってよりうまくなった「本麒麟」ですが、最近自分の中で「うまくなったな」と思ったことはありますか?
包丁研ぎがうまくなりましたね。うまくなると同時に、やっぱり、いい包丁と悪い包丁がわかるようになりますね。それと砥石が高い。最近はいい砥石がなくなってるらしいんですよね。
――これから暖かくなって外で飲むことが気持ち良くなる季節になりますが、「本麒麟」を楽しみたいシーンはありますか?
あんまり外で、飲みたくないんですよ。蚊が嫌でね、あんまり外で飲みたくないけど、この間、雑誌を見たときに、お酒を持って、携帯できる椅子を持って、「今日はあそこの、あの木陰で飲もう」という人がいたんですよ。その携帯の椅子を持ってそこに腰掛けて、なにかしら飲んでるのを見て、あれちょっといいかなと思いますね。
――今回のWeb限定動画は、タモリさんの仕草・動きについて高畑充希さんがアテレコしていく内容でした。
難しいじゃないですか、これ。どうなってるのか楽しみですね。高畑さん、結構苦労されたんじゃないかと思いますけどね。
――「本麒麟」の「味わいの流れ」はどのように感じますか?
たしかに良くなってますね。本来の味わいというのが、濃くなったというか、香りが立つと……、どう言ったらいいんでしょうかね。最後のほうにやっぱり来ますね、やっぱり日々研究されてたのがよくわかりました。
■高畑充希インタビュー
――声優の経験もあると思いますが、タモリさんのアテレコはいかがでしたか?
こういう経験は初めてだったので、とても緊張しました。タモリさんの声が入ってる動画を拝見して、すごくおいしそうだったので、それをそのまま伝えたいと思ったんですけど、全然うまくいかなかったです。声がひっくり返ったりとかもしてしまいました。
――今回、タモリさんの気持ちを高畑さんが“代弁したような”形でしたが、なにか意識されたことはありますか?
そうですね、やっぱり「うまいね」っていうところのすごく独特な間とか、本当においしそうって思うテンポでお話しされるので、そこに合わせられるように気にしてやっていました。
――タモリさんは、高畑さんが自分のアテレコをすることに対して、「難しいと思う、でもどうなるか楽しみ」とおっしゃっていました。
とても難しかったですね。本当に難しかったですけど、楽しかったです。
――Web限定動画内の「味わいの流れ」について、どのように感じましたか?
撮影で、ひと口をじっくり味わったときに、ふわって飲み込んで、それが体の中にしみわたるっていうのをじっくり感じました。タモリさんがイベントの時に三度注ぎされてて、儀式的にというか、ちゃんと向き合って飲むっていう心持ちで飲むと、だいぶ味わいも変わるんだなと。ちゃんとこれから味わって飲もうと思いました。
――CMでは「本麒麟」の飲み飽きないおいしさについて話されていましたが、「食べ飽きないつまみ」はありますか?
私はお刺身が好きなのですが、お刺身と飲むのもいいなと思いますし、「本麒麟」はすっきりしてるので、餃子や唐揚げなどとも合わせてみたいなと思います。
――これから暑くなっていきますが、「本麒麟」を楽しみたいシーンは?
外でテラス席でもいいですし、シートを敷いて飲むでもいいですけど、タモリさんがおっしゃっていた三度注ぎで、じっくり味わうっていうのも粋だなと思います。
――最近自分の中で「うまくなったな」と思ったことは?
リラックスの仕方がうまくなりました。すとんっていう感じで、力を抜くのがうまくなったような気がしますね。結構緊張しいなのですが、ちょっと成長しました。