声優、そしてアーティストとして活躍する内田彩が、2022年5月7日(土)に東京・東京芸術劇場コンサートホールにて「AYA UCHIDA Symphonic Concert 2022~felt fierté~」を開催した。
昨年7月18日に京都・ロームシアター京都にて行われた「Ani Love KYOTO presents 内田彩Symphonic Concert〜en and ett〜」以来、内田彩にとって2度目となるオーケストラコンサート。大嵜慶子の全曲編曲、指揮、パシフィック フィルハーモニア東京の演奏のもと昼夜2公演で行なわれ、全15曲のセットリストでファンを楽しませた。
内田彩の楽曲のメロディーを織り交ぜたOVERTUREから開幕し、京都公演とは反転したような白いドレスに身を包んだ内田彩が拍手のなか登場すると「声」でコンサートをスタート。その後「内田彩 Symphonic Concertへようこそ!」と挨拶し、「こんな素敵な会場で、またオーケストラでコンサートができるなんて、本当に楽しみにしてきました」と笑顔で語る。シンフォニックアレンジでは初披露となった「オレンジ」や昼夜異なるセットリストを織り交ぜながらファンを楽しませ、特別な空間を作り出していった。さらに激しく妖艶に披露したロックチューン「afraid...」も東京公演ならでは。みんなを驚かせたいという気持ちを込めてセットリストに入れ込んだと明かすと大きな拍手が沸き起こった。
夜公演では落ち込むことがあったと明かした内田彩を元気づけようとするスタッフに囲まれたというエピソードを披露。そしてステージ上では温かいファンに囲まれていることに感謝の気持ちを述べながら、自身もみんなに元気を分けてあげられたらと「Ordinary」を感情いっぱいに歌って本編を終了した。そして迎えたアンコールを締めくくったのは「Sweet Little Journey」。東京は生憎の雨模様も見られた一日だったが、初夏を感じさせるような同曲を軽やかに身体を揺らしながら披露すると「本当に楽しい楽しい楽しい音楽の時間でした!今日の想い出を持ち帰って、ゴールデンウィーク明けはちょっと憂鬱かもしれないですけど、みんなまた元気にお会いしましょう!」と笑顔満開に手を振りステージを去った。
同公演は昼夜ともに5月14日(土)23:59までアーカイブ配信中。また、それぞれセットリストもプレイリスト(昼公演・夜公演)で公開されているので、あわせてチェックしておきたい。各詳細は公式サイトにて。