トーンモバイル、5Gとワイヤレス充電に対応した2万円スマホ「TONE e22」

ドリーム・トレイン・インターネット（DTI）とトーンライフスタイルは5月9日、MVNOサービス「トーンモバイル」の新機種として、Androidスマートフォン「TONE e22」を6月1日に発売すると発表した。

価格は32,780円だが、無料サービス「TONE Labo」への加入を条件に21,780円で販売する。オンライン販売のほか、カメラのキタムラの一部店舗やドコモショップ（ドコモのエコノミーMVNO）でも扱う。

TONE e22

トーンモバイルオリジナルのAndroidスマートフォン。実売約2万円の安価な機種でありながら、5G SA（スタンドアロン方式）やeSIM、ワイヤレス充電に対応した。チップはMediaTekの「Dimensity 700」を採用し、メモリは6GB／128GB。約6.67インチの大画面を備える。トーンモバイルでは5Gの特徴のうち「高速化」よりも「低遅延」に焦点を当てたサービスを提供していきたいという狙いから、そのような特徴を発揮できる5G SAに対応させた。

トーンモバイルは、独自端末と通信料金、見守りなどの各種サービスをワンパッケージで提供する垂直統合型のMVNOという強みを持つ。TONE e22の割引条件ともなっているユーザー協力型プロジェクト「TONE Labo」（無料）は、将来的に提供予定の新サービスをユーザーを巻き込んで検証する取り組みだ。第一弾として、オンライン健康サービス「TONE Care」、充電中に自動で貯まるポイントプログラム「TONE Coin」、フィルターバブル（インターネット上で取捨選択する情報に偏りが生まれる現象）を防ぐという「free pass」を体験できる。

TONE e22の主な仕様は下記のとおり。