ハイセンスジャパンは5月9日、家庭の2台目ニーズに対応する冷凍庫「HF-A16S」を発表した。5月中旬に発売し、価格はオープン、推定市場価格は70,000円前後。
HF-A16Sは、幅521×奥行き626×高さ1,346mmと比較的コンパクトなサイズながら、168Lという容量を持つ。約22Lの買い物カゴで考えると、だいたい5個分の食材を入れられる。
内部は5段に分かれ、最上段はアルミプレート付きのスライド棚となっており、食材をすばやく冷却。最上段以外は、引き出し式の4段収納ケースだ。庫内にはLED照明があり、ドアは一般的な冷蔵庫と同じ前開き(右開き)。霜取りの手間がかからないファン式自動霜取りを採用している。
温度設定は、低温冷凍、冷凍(強・中・弱)、ソフト冷凍、冷蔵という6通り。前面のタッチパネル操作でドアを開けずに切り替えられる。このうち低温冷凍は約-30℃の冷気によって冷やし、肉や野菜、下ごしらえをした食材、作り置きの料理などの保存用だ。
冷凍「強」は約-22℃~約-24℃で3カ月以上の保存用、冷凍「中」は約-18℃~約-20℃で1カ月~3カ月の保存用、冷凍「弱」は約-16℃~約-18℃で通常保存用。ソフト冷凍は約-7℃で1週間程度の保存用となり、食材は凍るがカチカチにはならず、必要な分だけ切ったりして解凍いらずで使える。また、約4℃で保存する冷蔵庫としても利用可能。
本体のトップテーブルは約100℃の耐熱仕様なので、電子レンジを置いておける。耐荷重は30kg。動作音は約24dB、年間消費電力は511kWh(50Hz・60Hz)、本体の重さは45kg。