スマートスキャンはこのほど、「親としての自身の健康」に関する調査の結果を発表した。調査期間は2022年4月22~23日、調査対象は25歳~29歳の社会人の子を持つ50~60代の個人、有効回答は1,017人。
自身がもし病気になった場合、その後についてどのように考えているか尋ねると、「子や孫に迷惑がかからないよう、配偶者に相談して治療していく」が最も多く42.7%。以降、「誰にも迷惑がかからないよう、自身の判断で治療していく」が33.8%、「わからない・考えていない」が12.7%となった。
健診・検診の受診頻度については、80.6%が「1年に1回以上」が80.6%と圧倒的に多く、以下、「2年に1回」が6.1%、「4年に1回以下」が2.0%、「3年に1回」が1.9%と続いた。一方、「受診していない」という人も9.4%いた。
健診・検診を含め、自身の健康に年間どれくらいの費用をかけているか聞くと、「5,000円未満」が36.6%でトップ。以下、「5,000円以上1万円未満」が17.6%、「1万円以上1万5,000円未満」が11.9%、「5万円以上」が11.1%、「1万5,000円以上2万円未満」が6.7%と続き、過半数の54.2%が年間1万円未満にとどめていることがわかった。
自身の健康よりも、配偶者や子供の健康を優先して考えがちかと問うと、7割超が「そう思う(とても23.2%、やや48.4%)」と回答。コメントでは、「自分は大丈夫という過信がある。生活を共にする家族が気になる」(50代女性)、「家族が倒れるとどうしていいかわからないので」(60代男性)といった意見が挙げられた。