レッドビジョンが企画・運営する腸温活ブランド『アルポカ』は4月28日、「腸温活と生理・PMS(月経前症候群)に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は3月24日~4月4日、10代~50代までの女性1,347人を対象に、インターネットで実施した。
自分の体温は低いと感じているか尋ねたところ、33.9%が「はい」、22.5%が「時々感じる」と答えた。合わせると、約6割は自身の体温が低いと感じていることがわかった。
自身の平熱について聞くと、最も多い回答は「36.0~36.4℃」(40.2%)で、「36.5℃~36.9℃」(31.8%)、「35.5~35.9℃」(24.1%)が続いた。健康な成人の理想的な体温は「36.5~37.1℃」と言われているが、その体温に相当する人は全体の約3割という結果になった。
「体温が低いと感じている」と回答した女性の平熱の平均は35.8℃、「体温が低いと感じていない」と回答した女性の平熱の平均は36.4℃で、双方の体温の差は0.6℃もあることがわかった。「体温が低いと感じている」と感じている女性の平熱の平均は、健康な成人の理想的な体温とされる36.5~37.1℃と比べると、1℃近く低いことも明らかとなった。
生理痛やPMSを感じるか尋ねたところ、84.9%が「ある」、13.1%が「時々感じる」と答えており、合わせると全体の98%が、生理痛やPMSを感じていると答えている。
感じている生理痛やPMSの症状は、「イライラ」が最も多く、次いで「腹痛」「眠気」が続いた。「気持ちの落ち込み」も多く、体だけでなくメンタルの不調を感じる人が多いこともわかった。そのほか、「歯茎の腫れ」や、「食べ物匂いが気持ち悪くなる」という回答もあった。
日常生活の中でのセルフケア(薬を除く対処法以外)で、生理痛やPMSをやわらげることができることを知っているか聞くと、全体の65%以上が「知っている」「なんとなく想像はできる」と答えた。
生理痛やPMSをやわらげる日常生活の中でのセルフケアについて知っているものを尋ねると、最も多い回答は「体を温める」で、「入浴」「腹巻き」「適度な運動」「腸内環境を整える生活」と続いた。
自身で知っているセルフケアをしているか尋ねたところ、49.1%が「している」と答えた。しかし「していない」「思い出した時だけ」と回答した人は50.9%で、半数はセルフケアをしていないことがわかった。
「温活」とは、普段の生活の中で、体を冷やさないように心がけ、同時に芯から体を温め、理想の平均体温36.5度以上を目指す活動のこと。「温活」が生理痛・PMSの悩みを和らげることができることを知っているか聞くと、「知っている」は54%、「知らない」は46%だった。
「腸活」とは、腸の環境を整え、本来の腸の働きを取り戻す活動のこと。腸活が生理痛・PMSの悩みを和らげることができることを知っているか聞くと、26.2%が「知っている」、73.8%が「知らない」と答えた。