リスクモンスターは4月28日、第1回「離婚したくなる夫・妻の仕事」調査結果を発表を発表した。調査は2月18日〜20日、20歳〜49歳の既婚者600人を対象にインターネットにて実施したもの。
まず、夫・妻の仕事に対する不満について聞いたところ、35.5%がパートナーの仕事に対して「不満がある」という事が分かった。世代別で見ると、「30代」が40.0%で最多となり、次いで「20代」(33.5%)、「40代」(33.0%)が続いている。
夫妻別では、全ての世代において夫より妻の方が不満を抱えており、特に30代妻においては半数近くが不満を持っていることが明らかとなった。
パートナーの年収別では、「400万円以上500万円未満」(44.0%)が最も高く、次いで「300万円以上400万円未満」(43.2%)、「500万円以上600万円未満」(41.4%)となっている。妻においては、パートナーの年収が500万円未満の場合に半数以上、300万円未満では約7割が不満と回答している。
パートナーに対する転職希望の有無については、全体の27.5%がパートナーに「転職してほしい」と回答。世代別では、「30代」(31.5%)が最も高く、次いで「20代」(26.0%)、「40代」(25.0%)の順となった。特に、30代妻(38.0%)の回答率が他の世代に比べて多い傾向にある。
パートナーの仕事を原因とする離婚意識についての調査では、全体の9.7%が「パートナーの仕事が原因で離婚したい」と考えている事が分かった。「離婚したい」と回答した内訳を世代別で見ると、「30代」(10.5%)が最も高く、次いで「40代」(10.0%)、「20代」(8.5%)が続いている。
次に、「共働き世帯」におけるパートナーの仕事に対する不満理由について、「仕事への不満」「転職希望」「離婚意識」のそれぞれで集計した。結果、「給料が低い」が最も高い回答を占めた。夫妻別においても、夫、妻のそれぞれで「給料が低い」が最多であるものの、3項目の全てにおいて妻の回答率が高い傾向にある。