マイホームを購入したのはいいけれど、引越し代や住宅ローンの手数料など、住宅の費用以外にも何かとお金がかかりますね。家具は、現在使用しているものもまだ使えるけれど、せっかくだから新しいものを買い足したい。でも今後のローンの支払いのために、少しでも倹約すべき？と迷っている人もいるのではないでしょうか。

そこで今回はマイナビニュース会員507人を対象に、「住宅購入に合わせて買った家具」についてアンケート。住宅購入とともに、家具を新しく購入した人はどのくらいいるのでしょうか。実際に家具を買った人には、どのような家具を買ったのか、こだわりポイントについても聞いてみました。

  • 住宅購入に合わせて買った家具、最もこだわったものは？

Q.住宅購入時、新たに家具を購入しましたか？

はい……72.0%
いいえ……27.8%

住宅を購入したときに、家具を買い足したり買い直したりしたか尋ねたところ、圧倒的に多かったのが「購入した」(72.0%)という声でした。間取りや広さもそれまで住んでいた住居とは異なるため、購入せざるを得なかったという人も多いのかもしれませんね。

Q.購入した家具の中で一番こだわったものとその理由を教えてください

7割が住宅購入に合わせ、家具も新調したと回答。具体的にどのような家具を買ったか気になりますね。回答の中から、多く挙げられた家具をピックアップし、こだわりポイントやその家具を選んだ理由について聞きました。

ソファ

  • 「ソファを購入した。リビングが広くなったので、家族全員が横になれるだけのソファを導入した」(男性/53歳/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「リビングの中心に置くのでソファにはこだわった」(男性/45歳//技能工・運輸・設備関連/個人事業主・会社役員)

  • 「ソファ、過ごす時間が贅沢な気分になるから」(男性/41歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

多くの人が挙げていたのが「ソファ」でした。ソファはかなり大きな家具なので、設置する場合、それなりのスペースも必要となりますね。「リビングが広い新居に引っ越したので、念願のソファを置くことができた」と喜びの声を挙げる人もいました。家族や自分自身がくつろぐことができるように、ソファの質にはこだわったという声も多数。リビングにはお客様を通すこともあるため、しっかりしたものを選びたいという声も目立ちました。

ダイニングやキッチンに置く家具

  • 「居間に置くテーブルは家族や友人を招いて食事ができるように、大きくてしっかりした素材を使ったものを購入しました」(男性 54歳/技能工・運輸・設備関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「ダイニングテーブル、せまい机が嫌だったため」(男性/43歳/その他・専業主婦等/その他)

  • 「ダイニングに置く机。家族団らんの時を大事にしたいから」(女性/47歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「テーブル→毎日使う物だから」(男性/29歳/専門サービス関連/会社員・公務員・団体職員()

  • 「食器棚。地震で転倒のおそれのないようにしたかったから」(女性/47歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

ダイニングやキッチンで使う家具も多く挙げられました。特に目立っていたのが「ダイニングテーブル」。毎日使うものでもあるし、家族だんらんの場でもあるから、丈夫でしっかりした造りのものをこだわって選んだという理由が多くなっています。家族が増えたり、人を招くことを予想して、大きめのサイズのものを選択したという人もいました。

ベッド

  • 「べッド。寝心地が大事」(男性/54歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「ベッド。今まで布団だったから」(男性/51歳/技能工・運輸・設備関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「子供のベッド、長く使うのでこだわった」(男性/54歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

ベッドもまた大きなスペースが必要な家具。置く場所がなかったからずっと布団を使っていたという人や、安価なベッドを使っていた人の中には、引越しを機に上質なベッドを買ったという人もいました。1日の疲れを取り、明日への活力を生み出すために、睡眠はとても大事。マットレスによって寝心地が全く違うという話もあるので、こだわりたいという気持ちもわかる気がします。

タンスやクローゼット

  • 「箪笥→服の収納が地べただと汚かったから」(男性/34歳/専門職関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「洋服ダンス前のが傷んでいたから」(男性/53歳/技能工・運輸・設備関連/会社員・公務員・団体職員)

  • 「タンスは部屋のイメージを変えるので少し高級感のあるものを購入しました」(男性/49歳/事務・企画・経営関連/会社員・公務員・団体職員)

それまで、作り付けのクローゼットを使って洋服を収納していたため、タンスを使っていなかったという人もいることでしょう。また、部屋の造りや間取りによっては、以前使っていたものを設置できないケースもあるかもしれません。せっかく新居に引っ越すのだから、部屋の雰囲気や壁・床の色に合わせたものを買いたいという声や、これから先、長く使うため上質なタンスを選びたいという理由も上がっています。

まとめ

住宅の購入に合わせ、家具を購入した人は7割。「これまで使っていたものが使えなかったから」など、否応なしに購入した人もいましたが、多くは新しい家具をそろえてマイホームでの新しい生活をスタートしたいというものでした。

実際に買った家具は、食事や睡眠、団らんなど、生活に直結するものがほとんど。それまで使っていたものよりも、ワンランク上のものや、上質なもの、丈夫なものを購入したという声が多いのも特長です。念願のマイホームに引っ越すのだから、使う家具も「とりあえず」ではなく「こだわったもの」にしたいと考えている人が多いことがうかがえます。

長く使うことを想定して選んだダイニングテーブルで家族そろって食事を囲み、食後はソファでくつろぐ。夜は寝心地にこだわったベッドで睡眠を。部屋にはお気に入りの色のタンスやサイドボード。家族とともに選んで購入したお気に入りの家具は、新生活に癒しと彩りを与えてくれそうですね。

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調査時期: 2022年4月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 507人
調査方法: インターネットログイン式アンケート
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