Apple Watchには現在40種類以上の純正文字盤が用意されており、それぞれ幅広いカスタマイズが可能です。つい定番を使い続けてしまいがちですが、TPOに合わせて使い分ければ、Apple Watchの活用の幅がもっと広がります。今回は“見せる”ことを意識した「スタイリッシュなアレンジ」をご紹介します。
このページの「ダウンロード」リンクから文字盤データをダウンロードすると、お手持ちのApple Watchでお使いいただけます。
<1>大きくなった画面を最大限活用した「輪郭」
「輪郭」は、画面が前モデルより大型化したApple Watch Series7と同時に登場した文字盤です。広い色面と、周囲を縁取る独特なフォルムの数字を、ガラスの曲面ギリギリに配置。広くなった画面サイズを最大限活用したデザインになっています。
時刻の視認性は一見良くなさそうですが、何時台なのかが太字の数字ですぐわかるので実は意外に良好。画面にタッチすると、それに反応して水紋が広がるように数字が波打つという、隠れたインタラクティブ性もあります。
ここではコンプリケーションを1つだけ配置。お好みでもう1つ配置可能ですが、デザインを活かすなら少ない方が良いでしょう。
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「輪郭」文字盤についてのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
<2>ムダなく洗練された「タイポグラフィ」をレトロモダンにアレンジ
タイポグラフィというと現在は主にデザイン上の文字配置の技術を指しますが、英語では「活版印刷」の意味もあります。「タイポグラフィ」文字盤はその名の通り、文字を主役にしたシンボリックなデザインです。
3種類用意された書体の中から、ここでは「クラシック」を選択。どこかレトロな雰囲気がありながら、書体の美しさを追求した洗練されたフォルムです。カラーも昭和のファッション小物にありそうな柔らかめのピンクに。ファッションと合わせるなら、ヴィンテージの派手な柄物をメインにしたレトロモダンコーデはいかがでしょう。
数字が1〜12まで配置されるダイヤルも用意されていますが、書体デザインを活かすならこちらがおススメです。コンプリケーションはありません。
「クラシック」文字盤についてのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。
<3>ディスプレイ面積を大胆に使った「数字・モノ」
「数字・モノ」は、時刻(1時間ごと)の数字をディスプレイ目一杯に配置した、シンプルかつ大胆なデザイン。大きな数字は周囲の人にもよく見え、主張の強さは数ある文字盤の中でもトップクラスです。
アラビア数字、アラビア・インド数字、デーバナーガリー数字、ローマ数字の4種類が用意されており、ここでは装飾的かつ(一応)実用性もあるローマ数字を選択しました。
カラーは目を引くレインボーカラーに。屋内なら少し離れた人にも鮮やかな色が見えるでしょう。スタイルを「アウトライン」にすることで、うるさくなりすぎず適度な主張に抑えられます。こちらもコンプリケーションはありません。
「数字・モノ」文字盤についてのより詳しい解説はこちらの記事をご覧ください。