テレビ東京のドラマ『嫌われ監察官 音無一六』(5月6日スタート 毎週金曜20:00~)のオンライン記者会見が26日に行われ、小日向文世、遠藤憲一、古川雄輝、小野武彦が登場した。
同作は、2013年から放送されている人気シリーズで、全6回のスペシャル放送を経て連続ドラマ化された。どんなに嫌われようとも監察官としての自分の信念と正義を貫きあらゆる不正を取り締まる監察官・音無一六(小日向)の活躍を描く。
主演の小日向は「今までは2時間のスペシャルで、大体撮影期間が実質10日間くらいのハードなスケジュールで毎回終わっていたんですよね。ですからこのメンバーと会っても10日間であっという間に終わってしまったのが、今やこうやってクランクインして2カ月以上経っているんですけど、毎日のように皆と会えることが本当に幸せであるということと、監督たちがすごく手応えがあると言ってくださっているので、スペシャルでファンになってくださった視聴者の皆さんにはきっと喜んで頂けるんじゃないかという思いで今、5月6日の放送をワクワクしながら待っています」と心境を吐露する。遠藤も「僕も含めて、ここまでおじさん、おばさんがいっぱい出るドラマって中々無いんでね。ガヤガヤしたり、難しいセリフをしゃべったり、馬鹿な事やったり、何か不思議なドラマです」と喜んでいた。
撮影時の雰囲気について、遠藤は「僕がゲラなので、この前も小日向さんと古川君と3人で花屋のシーンを撮影していたんだけど、僕から笑い始めちゃって、笑いが止まらなくなっちゃったんですよ。それが小日向さんに移って、古川君に移って最後はゲラ大会みたいになっちゃって(笑)。スタッフさんは言い加減にしてくれよっていう顔つきになっているんだけど止まらないんだよね。これが多々あるので気をつけなきゃなと思ってます」とエピソードを披露する。「真面目なことを話している時に、小日向さんの顔を見ておかしくなっちゃっただけ」という遠藤だが、小日向は「いや、そんな変な顔した記憶はないんだけど、結構ギリギリまで余計な話をたくさんして、急にまじめな顔して本番でお芝居するでしょ? それでね、まじめな顔して演ってるエンケンの顔とか見ると笑っちゃうんだよね」と語った。
小日向はさらに「大した話はしてないんだけどとにかく皆おしゃべりなんだよね。古川君以外は(笑)。古川君には僕らが色々質問して聞き出すんですけどね」と振り返る。小野は「世界経済の話とかね!」と同意し、古川は「小日向さんは基本的に僕の家族に凄く興味を持ってくださって、僕だけ新しいキャストなので新たに来る他のキャストさんに古川君はこうで、家族構成はこうでと毎回説明してくださっています」と笑顔を見せた。
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