エイチームは4月22日、「引越し挨拶品」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2021年12月16日~2022年2月21日、同社運営サイト『引越し侍』の利用者7,521名を対象にインターネットで行われた。
「引越し後、近所に挨拶品を渡しましたか?」と尋ねたところ、「渡した」(49%)と「渡していない」(51%)が約半々という結果に。引越し先の住宅タイプ別にみると、「集合住宅」では「渡さない」が6割近くを占めた一方、「戸建て」は「渡した」が6割以上を占めた。
また、挨拶品を「渡さない」理由を聞くと、「ご近所付き合いをしないから」(41%)や「新型コロナウイルス感染症の感染防止対策」(39%)がいずれも4割にのぼった。
挨拶品にかかった合計金額については、「集合住宅」では平均3,234円であるのに対し、「戸建て」では5,901円と、ほぼ倍の結果に。挨拶品の平均個数は「集合住宅」で約4.1個、「戸建て」では約6.6個だったことから、1つあたりの金額は「集合住宅」で約800円、「戸建て」で約1,000円ということがわかった。
また、挨拶品を渡す範囲は、戸建てでは「向こう三軒両隣」と後ろの家に渡す人の割合が多く、それ以外では「自治会・町内会関係」、「同じブロックの家全て」等、広範囲に渡す人も多くみられた。一方、集合住宅では両隣と上下階の部屋に渡す人の割合が多かったが、「大家さん・管理人等」、「町内会の関係者全て」などに渡す人も一定数みられた。
引越しの挨拶品で人気なのは、「お菓子」(1,240票)がダントツの1位に。次いで、「洗剤」(485票)、「タオル」(364票)と続いたほか、前回7位の「食用ラップ」が4位に、9位だった「ティッシュ」が6位にランクアップした。