NTTドコモ モバイル社会研究所が実施した「2022年 スマホ利用者行動調査」によると、破損・紛失して困るもの第1位は、ほとんどの年代で「スマホ」でした。

最近のスマホは、キャッシュレス決済や銀行など金融サービスの個人認証、動画視聴といった各種インターネットサービス、そして個人で撮影した写真や動画などなど、「個人」との結び付きがとても強くなっています。冷静に考えると恐いくらい……。破損・紛失して困るものでダントツ第1位になるのも、そりゃそうだよな~という結果です。

  • 破損・紛失した際に最も困るもの(出典:2022年スマホ利用者行動調査)

調査結果を見ていくと、10代~60代でスマホが1位。若い世代ほど、スマホと回答した割合が高くなっています。70代の1位は「身分証(免許証、保険証など)」でした。

そのほか、クレジットカード、家の鍵、銀行通帳・キャッシュカード、パソコン、当てはまるものはない――などが挙がっています。10代でクレジットカードの割合が低いのは、一般的にクレジットカードを作れるのが18歳以上(高校生を除く)ということもあるでしょう。スマホ以外のものは、各年代ともスマホほどポイントの開きはありませんでした。破損・紛失してもっとも困るもの、皆さんはいかがですか?

調査概要

  • 調査名:2022年 スマホ利用者行動調査
  • 調査方法:Web調査
  • 調査対象:全国の15歳~79歳男女
  • 有効回答数:6,272
  • サンプリング方法:QUOTA SAMPLING。性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付しスマホ所有率を調査。調査結果からスマホ所有者比率に比例して再割付を実施。
  • 調査時期:2022年2月