新年度が始まり早一ヶ月。今年の自分のお小遣い額は決まりましたか? 今回は、マイナビニュース会員の男女501名を対象に、「社会人のお小遣い額」に関してアンケートを実施。社会人のお小遣い額ランキングと、設定したお小遣いの金額の理由を聞いてみました。
■2022年、社会人のお小遣い額ランキング
1位 1万円以上~3万円未満(29.5%)
2位 3万円以上~5万円未満(28.3%)
3位 1万円未満(14.2%)
4位 5万円以上~7万円未満(8.8%)
5位 9万円以上~11万円未満(6.0%)
6位 7万円以上~9万円未満(5.6%)
7位 15万円以上(5.0%)
8位 11万円以上~13万円未満(1.4%)
9位 13万円以上~15万円未満(1.2%)
1位は、1万円以上~3万円未満が約3割という結果になりました。 2位の3万円以上~5万円未満は約28%、3位は1万円未満が約14%と、5万円未満が7割以上 を占めることが判明しました。
ここからはお小遣いの金額別に、その金額に設定した理由を紹介していきます。
<1万円未満>
・子どもの教育費のため
「子どもの教育費」(37歳/大阪府/年収 300万円~400万円未満)
「子どもが大学生で学費がかかるから」(53歳/神奈川県/年収 500万円~600万円未満)
・貯金や生活費を優先
「毎月最低限の生活の残りがこのくらいしかないから」(46歳/沖縄県/年収 200万円
~300万円未満)
「生活がカツカツだから」(44歳/神奈川県/年収 500万円~600万円未満)
・お小遣いの必要がそこまでない
「あまり使わないから」(39歳/千葉県/年収 300万円~400万円未満)
「特に欲しい物はもない」(53歳/静岡県/年収 400万円~500万円未満)
・収入が少ない
「最低賃金で働いているため」(48歳/鹿児島県/年収 100万円未満)
「給料が減ったため」(58歳/新潟県/年収 400万円~500万円未満)
<1万円以上~3万円未満>
・必要最低限
「必要な額に近い額にはなっています」(49歳/茨城県/年収 700万円~800万円未満)
「何円でも良いがこのぐらいの金額が妥当だと思うから」(32歳/滋賀県/年収 400万円~500万円未満)
・貯金や生活費を優先
「少しでも貯金をしたいから」(28歳/京都府/年収 100万円~200万円未満)
「手取り額から必要経費を差し引くと金額しか残らない」(59歳/栃木県/年収 100万円
~200万円未満)
「家族の生活費を優先しているから」(50歳/大阪府/年収 300万円~400万円未満)
「老後に備えて貯金をするため」(59歳/神奈川県/年収 900万円~1,000万円未満)
・収入との兼ね合いのため
「コロナにより収入が激減したため」(58歳/大阪府/年収 100万円~200万円未満)
「それで十分だと思います。収入から」(52歳/大阪府/年収 300万円~400万円未満)
・子どもの教育費のため
「子どものために我慢してます。ただ全然苦にならないです」(39歳/福岡県/年収 200万円
~300万円未満)
「子どもの受験のため」(51歳/和歌山/年収 500万円~600万円未満)
・就職や結婚を機に設定した金額のため
「就職したときから2万円を目安にしているから」(46歳/福岡県/年収 300万円~400万円未満)
「結婚当初の収入に合わせて。以降、変わっていない」(48歳/岐阜県/年収 700万円~800万円未満)
「新婚のときの生活が厳しかったときのまま」(43歳/愛知県/年収 900万円~1,000万円未満)
・昨今からの値上げの影響
「コロナ禍で経済が圧迫されているため節約モードに」(42歳/埼玉県/年収 400万円~500万円未満)
「毎日の残業がなくなってしまい収入が激減しました。それに追い打ちをかけるようにウクライナ情勢により原油価格の高騰とそれに伴い食料品や日用品の価格が上がり家計の引き締めを考えるようになりました」(54歳/富山県/年収 600万円~700万円未満)
<3万円以上~5万円未満>
・貯金や生活費を優先
「必要経費を抜いて積立貯金をして残りがそれくらい」(46歳/神奈川県/年収 300万円~400万円未満)
「生活費等を支払ったらだいたいこの額になるため」(40歳/福岡県/年収 500万円~600万円未満)
・節約のため
「なるべく支出を抑えているから」(54歳/神奈川県/年収 100万円未満)
「あまり使わないようにしている」(51歳/東京都/年収 500万円~600万円未満)
・普段使っている金額がこのくらい
「特に決めてないがだいたいこの額になっている」(29歳/千葉県/年収 500万円~600万円未満)
「1週間1万円なら大丈夫なので、この額になってます」(56歳/愛知県/年収 900万円
~1,000万円未満)
・子どもの教育費のため
「子どもの塾代や教育費の差し引きでこの値段になった」(50歳/東京都/年収 700万円~800万
円未満)
「子どもが受験のため」(39歳/東京都/年収 1,000万円以上)
<5万円以上~7万円未満>
・貯金や生活費を優先
「貯金ができるぎりぎりの額です」(45歳/宮崎県/年収 400万円~500万円未満)
「家計とのやり繰りを考えて」(41歳/埼玉県/年収 600万円~700万円未満)
・特に理由はない
「なんとなくそう決まった」(39歳/東京都/年収 600万円~700万円未満)
「特段理由は特になし」(59歳/大阪府/年収 1,000万円以上)
・夫婦で話し合って決めた
「結婚してから妻と決めた金額」(37歳/高知県/年収 700万円~800万円未満)
「夫婦で話し合って決めた」(41歳/東京都/年収 700万円~800万円未満)
・普段使っている金額がこのくらい
「自分がだいたい毎月使う金額がこのぐらい」(39歳/静岡県/年収 700万円~800万円未満)
<7万円以上~9万円未満>
・貯金や生活費を優先
「手取り20万円少々からマンションの管理費や食費を引くと自然にその額になる」(53歳/東京都/年収 400万円~500万円未満)
「生活費や定期貯金を除いた残額」(45歳/群馬県/年収 700万円~800万円未満)
・特に理由はない
「特に決めてないけどだいたい使うのがこれくらい」(48歳/愛知県/年収 500万円~600万円未満)
「たまたまです」(42歳/東京都/年収 900万円~1,000万円未満)
・お小遣い制ではない
「厳密には、お小遣い制は我が家にはありません。夫の収入で生活していて、私の収入は私の自由に使えます」(48歳/神奈川県/年収 100万円~200万円未満)
「もともと小遣い制ではなく、ある程度余裕があれば自由に使える」(46歳/宮崎県/年収
200万円~300万円未満)
・交際費が多い
「交際費が多いため」(58歳/埼玉県/年収 700万円~800万円未満)
<9万円以上~11万円未満>
・貯金や生活費を優先
「生活資金や将来の資金を考慮して」(29歳/京都府/年収 400万円~500万円未満)
「貯蓄を除いた余裕資金」(40歳/東京都/年収 700万円~800万円未満)
・独身・一人暮らしのため
「独身なので使いたいだけ使える」(34歳/東京都/年収 200万円~300万円未満)
「一人暮らしなので自由に使える」(46歳/東京都/年収 500万円~600万円未満)
・特に理由はない
「理由はなくいつもそのくらい使っているので」(41歳/静岡県/年収 300万円~400万円未満)
「なんとなく決めているだけ。使おうと思えば無制限」(53歳/東京都/年収 1,000万円以上)
・美容代
「化粧品、美容院、貯金等、お金が色々かかるから」(44歳/埼玉県/年収 300万円~400万円未満)
<11万円以上~13万円未満>
・貯金や生活費を優先
「必要経費の残りがこの額だから」(38歳/愛知県/年収 300万円~400万円未満)
「生活に必要な額の残りと貯金額の残りがこのくらい」(59歳/三重県/年収 500万円~600万円未満)
・生活費がかからない
「実家暮らしで親が光熱費を払っているため」(41歳/香川県/年収 300万円~400万円未満)
「生活費が抑えられているから」(44歳/奈良県/年収 500万円~600万円未満)
・独身・一人暮らしのため
「独身のためほぼ全部が自由に使える」(40歳/東京都/年収 700万円~800万円未満)
<13万円以上~15万円未満>
・貯金や生活費を優先
「給与から貯金や投資、生活費や家賃を差し引いた額がその額になったから」(30歳/東京都/年収 400万円~500万円未満)
・特に理由はない
「なんとなく残るお金だから」(44歳/兵庫県/年収 400万円~500万円未満)
「特に理由は有りませんけど、これくらいの金額は使っていますので」(49歳/埼玉県/年収 900万円~1,000万円未満)
・独身・一人暮らしのため
「独身なので」(44歳/佐賀県/年収 300万円~400万円未満)
<15万円以上>
・貯金や生活費を優先
「日常的な出費以外は全て余剰金なので、額は決めてはないけど自由に使ってます」(52
歳/大阪府/年収 1,000万円以上)
・独身・一人暮らしのため
「一人暮らしなので収入は自由に使えます」(59歳/千葉県/年収 100万円~200万円未満)
「未婚だから」(50歳/京都府/年収 600万円~700万円未満)
・貯金がある、収入が増えたなど余裕があるため
「十分な貯蓄はできているので、使用額に違和感はない」(34歳/埼玉県/年収 1,000万円以上)
「収入が増えて使える額には余裕がある」(38歳/香川県/年収 1,000万円以上)
社会人のお小遣い額ランキング上位を占めた5万円未満の人は、収入との兼ね合い、貯金や生活費を優先、子どもの教育費の理由からお小遣いの額を決めていることが主な理由ということがわかりました。4位以下の5万円以上をお小遣いにしている人も同様に、子どもの教育費や給与から貯金や投資、生活費や家賃を差し引いた額で設定している人もいましたが、一人暮らしや実家生活、管理職のため接待で使うという理由から、5万円以上にしているという声も上がっています。コロナ禍の影響や昨今の値上げも重なり、2022年はお小遣いよりも貯金を心がけている人が多いようです。
調査時期: 2022年4月20日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 501人(24歳~59歳の働く男女)
調査方法: インターネットログイン式アンケート