日産自動車は4月20日、「NV100クリッパー」「NV100クリッパー リオ」「NT100クリッパー」の一部仕様を変更して販売を開始した。
NV100クリッパーは利便性と快適性、低燃費、そして積載性能の高さを兼ね備えた軽商用バンとして、NV100クリッパー リオはさらに広い荷室と多彩なシートアレンジにより、毎日の暮らしからレジャーまで幅広いシーンで使用できるモデルとして好評を得ている。
軽トラックのNT100クリッパーはビジネスを強力にサポートする高い燃費性能と使い勝手の良さなどを多くのユーザーが支持。さらに全モデルに搭載の「インテリジェント エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)」や「踏み間違い衝突防止アシスト」をはじめとする先進安全技術により、さまざまなシーンで安心し使用されているという。
今回の一部仕様向上ではNV100クリッパーにアイドリングストップ機能を追加し、燃費性能を13.8km/Lから14.6km/L(WLTCモード)に向上。またNT100クリッパーのトランスミッションを3ATから4ATに変更し、アイドリングストップ機能を追加したことで、燃費性能を14.2km/Lから15.7km/L(WLTCモード)へ向上させた。
さらに、NV100クリッパーのGXグレードのヘッドランプはハロゲンからキセノンに変更。あわせてNT100クリッパーGXグレードのヘッドランプはハロゲンからLEDに変更することで、省エネルギー化と視認性向上を両立させている。
NV100クリッパー リオは前方座席上部にある「オーバーヘッドコンソール」を「オーバーヘッドシェルフ」に変更し容量をアップすると共に、Gグレードには本革巻きステアリングを採用するなど、一部仕様の変更を行った。
なお、今回の一部仕様変更に伴いNV100クリッパーのGXターボ、DX GLセーフティ パッケージは廃止した。
全国希望小売価格はNV100クリッパーが109.01万円〜158.84万円、NV100クリッパー リオが177.98万円〜199.65万円、NT100クリッパーが92.84万円〜143.44万円。