2匹の茶トラ「やっちゃん」と「ちーちゃん」との生活を描いた書籍『茶トラのやっちゃん』『茶トラのやっちゃんとちーちゃん』を描く類さん(@ruuiruiruirui)。この度、5月19日には同シリーズ第3弾となる新刊『茶トラのやっちゃんとちーちゃんとベンガルのももちゃん』(KADOKAWA刊)が発売されます。

主役はもちろん、やっちゃんとちーちゃん。そして、新入りのベンガル猫・ももちゃんです。

新刊発売を前に、ももちゃんが縁あって類さんのお家に迎え入れられるようになるまでの物語をお届けします。

ベンガルのももちゃん(前編) 「ももちゃんの生い立ち」
(@ruuiruiruiruiより引用)

類さんとももちゃんとの出会いは、1本の電話から始まりました。

話を聞けば聞くほど、ペットのお世話は到底無理な状況にあることが分かった飼い主さん。お世話をしてくれるパートナーありきで飼っていたので、致し方無いことなのかもしれませんが、可愛そうなのはペットですね。

今回、なぜこの話を漫画にして投稿されたのか、類さんにお話を伺ったところ、「ももちゃんとの出会いによって、ペットショップでのコロナ禍によるペットブームと悲しい現状について知ることになりました。元飼い主さんを一方的に責めるのではなく、多くの人に事情を知ってもらうことで少しでも変わるものがあればいいな…という思いで描きました」と類さん。

ペットは生き物。「可愛い」「寂しい」「癒されたい」そんな感情だけで安易に飼ってしまってはいけません。類さんのおっしゃる通り、「ペットのお世話を一生続ける準備」を整えたうえで、慎重に考えなければなりませんね。

さて、飼い主さんの現状を知り、トライアルを決意した類さん。果たしてももちゃんは、すんなり懐いてくれるのでしょうか⁉ 次回、「ももちゃんのトライアル」編へと、続きます。


なお類さんの描く漫画は、ちーちゃんとやっちゃんとの生活を描いたコミックエッセイ『茶トラのやっちゃん』『茶トラのやっちゃんとちーちゃん』(ともにKADOKAWA刊)、小さなパン屋を営む店主・わにのお話『コッペパンわに』(KADOKAWA刊)、そして5月19日には新刊『茶トラのやっちゃんとちーちゃんとベンガルのももちゃん』(KADOKAWA刊)でも読むことができます。

『茶トラのやっちゃん』シリーズは、元気でかわいい愛猫たちとのほっこりした日常が満載! ぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。