4月27日、日本テレビは、宮崎駿監督によるスタジオジブリのアニメ映画「となりのトトロ(1988年公開)」を、英国の名門劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)が舞台化すると発表した。映画版で音楽を担当した久石譲さんが、舞台のエグゼクティブ・プロデューサーを務め、2022年10月から2023年1月にかけて、ロンドンのバービカン劇場で上演される。
今回の舞台化は、久石さんが提案し、宮崎監督がこれを快諾したことで実現したという。原作映画に携わっていた久石さんは、絶対に映画を壊したくないという想いが強くあり、「最初から日本語で舞台化したら、どうしても映画と被ってくる。ならば外国でやったらどうかと考えました。まったく違うカルチャーで育った人たちが違う言語でやっても、きっと世界中の人に伝わるはずです。」とコメント。
また舞台の題字を手がけた「スタジオジブリ」の鈴木敏夫プロデューサーは、「果たしてどうやってトトロと出会えるのか。とても楽しみにしています。」とコメントし、期待を寄せていた。
今年2月から、日本で舞台化された宮崎監督の「千と千尋の神隠し」が高く評価されただけあり、今回の舞台化にも期待が寄せられている。今からどんな舞台になるのか楽しみだ。
ネット上では「えっ⁉️となりのトトロが舞台化⁉️⁉️⁉️ファンタジー要素の強い題材の舞台化って大丈夫なのか」「「お前ん家お化け屋敷」のくだりをどう演出するのか気になる」「え?トトロがロンドンで舞台化?!」との声が寄せられ、注目を集めている。