東武鉄道は28日、東武アーバンパークライン(野田線)に新型車両を導入するとともに、現在、6両編成で運行される列車を5両編成化すると発表した。新型車両の導入は2024年度以降、順次開始する予定となっている。

  • 東武アーバンパークライン(野田線)の車両6000系

東武鉄道によれば、鉄道事業を取り巻く環境は大きく変化しており、利用動向に合わせた対応を図りつつ、引き続き安全・正確かつ利便性の高い輸送サービスを継続するため、より一層の効率化を図るとともに、環境にやさしい鉄道をめざす必要があると考えているという。その一環として、東武アーバンパークラインに環境配慮型の新型車両を導入し、省エネ・CO2削減により環境負荷を低減させるとともに、快適性・サービス向上をめざす。

新型車両の導入に際し、現在の利用状況を踏まえ、東武アーバンパークラインで運行される列車の1編成あたりの両数を6両から5両に変更。従来型の車両についても使用電力量を削減しながら、適正な列車本数の維持に努めることで、より一層の効率化とサービスの両立をめざすとしている。