パーソルイノベーションは4月26日、「lotsful(ロッツフル)」にて実施した長期休暇を活用した副業に関する意識調査の結果を発表した。調査は4月13日〜14日、現在企業に勤め、副業経験のある20〜60歳以上の男女443人を対象に行われたもの。
まず、副業を開始した時期について聞いたところ、「長期休暇中や長期休暇前後に副業を開始した」が58.5%という結果になった。ゴールデンウィーク中に開始したことのある人は13.8%、4月中開始は9.7%、ゴールデンウィーク明けの開始は5.6%となっている。
どのような理由でそのタイミングで副業を始めたのか尋ねると、長期休暇中や長期休暇前後に副業を開始した人で最も多かったのは「時間に余裕ができたから」であった。そのほかには、「将来のキャリアについて考えたから」「本業の会社・仕事がいやになったから」の回答も多く見られている。
副業を始めるにあたっての不安については、「本業と両立できるか」「自分のスキルが通用するか」「忙しくなり体調をくずさないか」などが多い傾向となった。
副業をやってみて良かったと思うかどうかについては、74.3%が「よかったと思う」と回答している。「よくなかったと思う」は9.0%。
よかったと思う理由としては、「スキルの幅が広がった」「副業で培った事が本業でも役に立った」など副業を通じたスキル・経験の向上に関する回答が38.8%と最も多く、次いで収入アップが28.8%、人間関係・視野の広がりが9%という結果に。