タレントのコロッケ、デヴィ夫人、モデルの井手上漠が、きょう28日放送のテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長season6』(毎週木曜20:00~)第3話に出演する。
ノンキャリアの“叩き上げ”大岩純一捜査一課長(内藤剛志)が、警視庁の花形部署で一歩一歩地道な捜査を重ねる姿を描く同作。今年は10周年というメモリアルイヤーを迎える。初回拡大スペシャル・第2話では「#捜査一課長」だけでなく、関連ワードが続々とTwitterのトレンド入りを果たし、新レギュラーの子猫・豆太郎の役名が“あずき”に決定したことでも大きな話題となった。
第3話は、東京・銀座で揚げたてのコロッケを握りしめた女性の遺体が発見されるところから始まる。被害者はスーパーの総菜コーナーで働き、“コロッケの女神”と呼ばれていた揚田温子(西尾まり)。大岩たちは、“ソースの魔術師”の異名を誇る高級フレンチの女性シェフ・北尾映見(谷まりあ)に疑いの眼差しを向ける。映見は温子と土地売買をめぐるトラブルを起こしており、深い因縁も。
ものまねタレントのコロッケが演じるのは、被害者の温子が勤めていた精肉店の店主・牛本猛造。すでに店をたたんで隠居生活を送っている牛本は、大岩と平井真琴(斉藤由貴)に温子との思い出を語り、真相につながる重要な証言をもたらす。「このドラマは好きなので依頼が来たときはうれしかったです!」とオファーを快諾したコロッケは、時代劇から現代劇までドラマ出演経験豊富。得意の“顔芸”は飛び出すのか。撮影について「内藤さんともお会いしてとても楽しかったです。撮影も和気あいあいで、斉藤さんも優しくてすごく良い雰囲気で楽しめました」と語った。
また、2018年に“かわいすぎるジュノンボーイ”として脚光を浴びてデビューし、現在ジェンダーレスモデルとして活躍する井手上は、殺された温子の息子で医学部志望の高校3年生・揚田淳美役で登場。地上波ドラマは初体験となるが「10周年の歴史あるドラマであり、母の好きなドラマでもあったのでゲスト出演が決まったときはとてもうれしかったです」と挑戦を決め、「お芝居経験があまりないので当日は緊張していましたが、監督は緊張をほぐすために話しかけて下さって、落ち着いて撮影に臨めました」と、撮影を振り返った。そして「中性的な息子との設定だったので、衣装はジェンダーレスなファッションを選ばせていただきました。淳美の衣装にもぜひ注目してください」とアピールした。
谷ふんする映見がシェフを務めるフレンチレストランのオーナー・財前裕美を演じるのが、デヴィ夫人。バラエティ番組で度々過酷なロケをともにしてきた谷とドラマで初共演となる。撮影当日、当初の台本にはなかった「セレブらしいセリフ」が追加されたが、フレンチに精通したオーナーならではの一言を堂々と決めてみせた。「一瞬しか出ないので視聴者の方に気づいていただけるかしら」とコメントを寄せたが、抜群のゴージャスな存在感を放っている。