モデルにもよりますが、10万円超えが一般的なiPhoneですから、少しでも安く上げたいのは人情というもの。ポイント還元がある店で買おう、キャリアの乗り換え優遇策を使おう、この際下取りも活用しよう...学生なら「学割」が効くのであれば利用したいと考えて当然です。
よく知られた話ですが、Appleは学生・教職員向けのスペシャルプライス「Apple Store for Education」を用意しています(詳細情報)。製品によって割引率は異なるものの、最新のApple製品が割引価格で購入できるのですから、利用しない手はありません。
ただし、割引対象はMacとiPadシリーズに限定されます。iPhoneやiPodシリーズ、アクセサリや整備済製品は除外されるため、iPhoneに学割が効くかどうかでいえば、答えは「否」です。
iPhoneを扱う通信キャリアも、iPhone本体の学割は存在しないものの、分割払いなどの条件で割引を行う若者向けプランを提供しています。2022年4月現在、U30ロング割(NTTドコモ)、au応援割 U30(au)、U30スマホおトク割(ソフトバンク)といったプランが用意されており、一定の条件のもとiPhoneを割安に利用することが可能になります。
もっとも、通信キャリアが提供する割引プランは加入者の年齢を基準とするもので、学生かどうかは問われません。学生証を提示しなくても割引が適用されるため、学割というには無理があります。iPhone本体を割安に入手するには他の年代と同様、1つ、2つ前のモデルを選ぶか、状態のいいセカンド品を探すことが現実的でしょう。