悟空のきもち THE LAVOが発売した「さんぽセル」(税込5,940円)が、すでに納品4カ月待ち、累計で2,000個の予約を集めて、注目されている。
さんぽセルは、ランドセルをキャリー化できるスティックで、栃木県日光市の小学3年~6年生が中心となって、夏休みを利用して3カ月で開発された。国内すべての規格のランドセルに取り付け可能とされており、さんぽセルをランドセルの両脇に装着するだけで、キャリーケースに変わるという道具だ。キャリー時の場合、ランドセルの重量が5キロならば、「約500グラム」まで体感荷重を軽減できるそうだ。
置き勉禁止や脱ゆとり教育が原因でどんどん重くなっているというランドセル過重量問題を解決してくれる。また、腰痛や肩こりといった、ランドセルを背負うことで生じるランドセル症候群の改善に期待できるだろう。
さらに、その収益の使い道も話題となっている。さんぽセルの収益の一部は、発明した小学生たちの念願であった、「廃校に巨大なテレビゲーム部屋を作る」資金に利用されるとのことだ。
ネット上では、「凄いけど、そもそもこんなものを使わなければならないほどの荷物が必要なのか学校側が考えろよ」「この商品、いいね! 小学校で使用禁止とか言い出すとこ出ませんように…と、祈る」「小学生のアイディアで生まれた商品の収益がフワッとした耳障りのいい用途でなく100%ガキんちょの欲望に使われるの最高でいい」といった反響があがっていた。