「ヤクルト1000」ってなに? 話題の商品をおさらい

「よく眠れる」「寝起きすっきり」とSNSでも話題のヒット商品「ヤクルト1000」。なにがそんなにスゴいのか、あらためてヤクルト本社広報さんに聞いてみた。

ヤクルトレディが販売する「Yakult1000」(100ml130円/7本パック910円)

ヤクルト1000は、生きて腸内まで到達する「乳酸菌シロタ株」がヤクルト史上最高密度の1本(100ml)に1,000億個入った、乳製品乳酸菌飲料。機能性表示食品で、一時的な精神的ストレスがかかる状況での「ストレス緩和」「睡眠の質向上」の機能がある。

同社が実施した、進級に重要な学術試験を受験する4年次の健常な医学部生の男女を対象とした調査によると、ヤクルト1000を1日1本(100ml)飲むことで、ストレス体感が低くなり、ストレス下で増加することが報告されている唾液中コルチゾール濃度の上昇が抑制されたという。

また、熟眠(深い眠り)時間と熟眠度を示す指標が増加、「起床時眠気(すっきりとした目覚め)」にも改善が見られたそうだ。

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——SNSなどでは「夢がくっきりした(鮮明になった)」「花粉症の症状が緩和された」「肌荒れが改善した」という体験談もあがっています。そのような効果も考えられますでしょうか?

「この商品でうたえる機能は一時的な精神的ストレスがかかる状況での『ストレス緩和』、『睡眠の質向上』および『腸内環境の改善』となります」

——同様に「便秘が改善した」という声についてはいかがでしょうか?

「ヤクルト1000に含まれている乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています」

——一日のうちいつ、どれくらいのペースで飲むのか、生活にどのように取り入れるのがよいか教えてください。

「一日のうちいつ飲んでいただいてもかまいませんが、食事のあとに飲む、寝る前に飲むなど、ご自身の一日のルーティンの中にヤクルトを取り入れていただけると習慣化しやすくなるかと思います。毎日1本継続してお飲みいただくことをお勧めします」

ヤクルトレディが販売する「Yakult1000」(100ml130円)は2019年10月1日に関東1都6県で販売開始、その後販売地区を段階的に拡大し、2021年4月5日から全国発売した。以来1日当たり114万本(2021年4月1日～12月31日実績)販売される人気ぶりだ。スーパーやコンビニでの店頭販売の「Y1000」(110ml150円)は2021年10月5日発売。こちらも品薄状態が続いている。