ライアットゲームズのタクティカルFPS『VALORANT』の世界大会「VALORANT Champions TourMasters Reykjavík 2022」が4月25日に幕を閉じ、閉幕にあわせて発表された新エージェント「フェイド」。今回、その「フェイド」をはじめとする次期アップデートを実装前に体験できたので、実際にプレイしてみた感触についてお伝えします。
索敵とデバフでエリアをコントロールする「フェイド」登場!
イニシエーターとしては、KAY/O以来の新エージェントとなる「フェイド」。アビリティは奇怪なウォッチャーを投げつけて索敵を行う「ホウント(E)」、操作可能なプラウラーを呼び出して敵を追尾する「プラウラー(C)」、恐怖の塊を投げつけて敵を一定範囲内に拘束しつつ、聴覚も奪う「シーズ(Q)」で構成され、アルティメットは強力な悪夢のエネルギー波を前方に射出する「ナイトフォール(X)」。敵の位置を把握して邪魔なポジションから押しのけ、エリア取りに役立ちそうなアビリティが揃っています。
どのアビリティもあまり射程距離が長くないため、自分の近くのエリアで強い影響力を発揮できそうだと感じました。遠距離も索敵できるソーヴァとは大きく差別化が図られており、衰弱や聴覚の無効化も強力そうです。
ちなみに、フェイドはトルコ出身の賞金稼ぎ(バウンティハンター)。Riotでフェイドの開発に関わったデザイナーのNicholas Smith氏は、『リーグ・オブ・レジェンド』に登場するカミールのアルティメットや、『メタルギアソリッドV』でプレイヤーと行動する「D-Dog」からインスピレーションを受けたと話します。TwitterではRiotでPrincipal artistを務めるSuke氏が発表を祝福しており、YouTubeではキービジュアルのメイキング動画も公開されています。
Fade is released! Sharing the illustration and sketches I was working on, enjoy! Concept design: @zoonoidart Visual design: @BrandonMeier
— Suke (@Sukeart) April 25, 2022
#VALORANT #fade pic.twitter.com/LGVc1u6VB6
新武器スキンは「RGX 11Z PRO 2.0」。メレーはバタフライナイフ
フェイドの実装にあわせて、武器スキン「RGX 11Z PRO 2.0」が実装予定。これまで「メレー」「フレンジー」「スティンガー」「ガーディアン」「ヴァンダル」で提供されてきたRGX 11Z PROに続く2作目という位置づけで、「メレー」「クラシック」「スペクター」「ファントム」「オペレーター」を用意します。1作目よりも極めて実用的なラインナップになっており、戦場で見かける機会が多くなりそう。
ただ、メレーは少し前に実装された「リコン」シリーズとほぼ同じ仕様でした。1作目のメレーは刀剣のような固有の取り出しモーションが用意されていたので、バタフライナイフの流用はやや残念。しかしRPを使うと「ランダマイザー」を装備でき、武器鑑賞モーションでナイフを振るとエッジがサイリウムのように輝きます。
ジェットはテイルウィンドが弱体化。パッチ4.08のリリースは4月27日!
パッチ4.08で実装予定の新エージェント「フェイド」や、新武器スキン「RGX 11Z PRO 2.0」を予定している次期アップデート。リリースは4月27日に予定されており、これにあわせてコンペティティブやバトルパスの進捗がリセットされます。今シーズンのバトルパスのエピローグ5は、多くのプレイヤーに愛された「ワイドキルジョイ」のゴールドフレーム。今のうちにぜひ入手しておきましょう。
We've heard your concerns about Sova's new animations disrupting lineups. Based on that feedback, his animation changes will be removed from Patch 4.08.
— VALORANT (@PlayVALORANT) April 25, 2022