Hi-Unit(ハイユニット)は、ロックバンド「凛として時雨」のドラマー、ピエール中野氏が監修する“有線ピヤホン”シリーズ第3弾「Hi-Unit 001-pnk」のクラウドファンディングを「うぶごえ」において実施する。4月28日18時の募集開始に先がけてプロジェクトページを事前公開した。価格は33,000円。

  • “有線ピヤホン3” Hi-Unit 001-pnk

ピエール中野氏が監修したHi-Unitの“有線ピヤホン”シリーズには「HSE-A1000PN」(2020年発売)、「HSE-A2000PN」(2021年発売)がある。同社では、「ハイエンドモデル、ケーブル着脱タイプのイヤホンは出さないのか?」といったユーザーの声が寄せられており、「本気で有線のフラッグシップモデルを作ったら、どんなイヤホンが出来上がるのか」という期待に応えるため、Hi-Unit初のハイエンドモデルとなる“有線ピヤホン3”のプロジェクトスタートに至ったと説明している。

支援者の募集期間は4月28日18時〜6月29日23時59分で、製品発送は2022年8月下旬から順次行う。目標金額は500万円。同プロジェクトはAll-in方式で、目標金額の達成に関わらず決済完了した時点で注文が成立する。購入するには「うぶごえ」へのユーザー登録(無料)が必要だ。数量は500個となっているが、受注数は増産追加する。

Hi-Unit 001-pnkの詳細

「耳と脳に革命を起こす衝撃の音」を目指したチューニングを施したイヤホンで、「聴けば聴くほど音楽に没入できる高解像度と定位」や「ずっと聴いていたい低音」を感じられるとする。

初代有線ピヤホン(HSE-A1000PN)開発時は、ピエール中野氏が中国にあるHi-Unitの開発・製造拠点へ赴いてチューニングを追い込んだが、現在はコロナ禍で中国へ渡航できない状況であることから、「試作品の行き来を綿密に行い、オンラインミーティングを重ね、ピエール中野氏の意向を充分に反映させたチューニングを実現した」とのこと。

  • Hi-Unit 001-pnk

ベリリウムコーティング振動板のダイナミック型ドライバーを搭載し、イヤホン本体にはアルミ合金削り出しのハウジングを採用。黒いフェイスプレートを備え、左ハウジングにはピヤホンの象徴である「金のバイブスくん」、右ハウジングにはHi-Unitの新しいパートナーであり、同製品のプロトモデルを製造したDARUMA AUDIOの主ブランド「Vento Conductor」のロゴを配した。

  • ピヤホンの象徴「金のバイブスくん」を左ハウジングにあしらった

「重厚な低域と解像度の高い音質」を追求したOFC銀メッキケーブルを採用。デザインでも被膜色を工夫し、高級感あるケーブルに仕上げたとする。着脱可能なリケーブル対応で、イヤホン側の端子は2ピン。入力は3.5mmステレオミニ。

再生周波数帯域は20Hz〜20kHz、音圧感度は102dB±3dB、インピーダンスは16Ω。重さは7g×2。同梱のイヤーピースはシリコンと低反発ウレタンの2種類で、S/M/Lの3サイズを用意。キャリングケースも付属する。なお、イヤホンの仕様は随時更新する予定。

  • Hi-Unit 001-pnk