SBIエステートファイナンスはこのほど、リフォームに関するアンケート調査の結果を発表した。調査期間は2022年3月4~13日、調査対象はマイナビニュース会員のうち持ち家がある60歳以上の個人、有効回答は500人。

リフォーム費用、「200万円以下」が半数

  • 持ち家がある人に聞いた、リフォーム費用の予算はいくら?

    リフォーム費用の予定

今住んでいる物件の種類を尋ねると、「戸建て」が74%、「マンション」が25%との結果に。物件の購入時期については、30代までに自宅を購入した人が35%と、少なくとも20年以上自宅に住み続けている人が約3分の1を占めた。

今、住んでいる物件のリフォームを検討しているか聞くと、40%が「はい」と回答。リフォームの予定時期については、「2年以内」・「3年以内」が各12%、「1年以内」・「5年以内」が各11%、「半年以内」が10%など1年以内にリフォームを計画している人は約2割にとどまったほか、「未定」は41%だった。同調査では、「いずれリフォームが必要と考えているが、それほど緊急度の高いリフォームではない」と推察している。

リフォームの費用(予定)については、「100万円以上200万円未満」が30%、「100万円未満」が17%と、200万円以下に留める人が約半数を占めた。

リフォームの原資については、「貯金」が83%を占め、「資産(株、投資信託等)の売却」(8%)を合わせると9割超に。一方、「ローン」を利用するという人は4%、「当てがない」という人も4%おり、資金の工面に悩んでいる人も一定数いることが浮き彫りになった。

リフォームを予定していない人に理由を質問したところ、「現在の住宅に全く不満がない」が34%で最多。他方、「費用がかかりそう」・「費用が用意できない」は各15%となり、リフォームを予定しているが資金面で悩んでいる人を合わせると、資金面で悩みがある人は全体の約2割いることがわかった。