神田商会、ゼマイティスのオーバードライヴ・ペダル「ZMF2022D」を発表

神田商会は、ゼマイティスブランドのエフェクター、オーバードライヴ・ペダル「ZMF2022D」の販売を2022年4月28日より開始する。世界限定100台の生産で、価格は49,500円。

ゼマイティスのオーバードライヴ・ペダル「ZMF2022D」

ZMF2022Dはペダルタイプのオーバードライヴである。本体はメタル・フロント・ギターのイメージをモチーフにした彫金の入ったアルミ合金の装飾が施されている。コントロールは、出力音量を調節する「レベル」、トーン・レンジをコントロールする「カット」歪み具合をコントロールする「ドライヴ」の3つを装備。コントロール・ノブは、ゼマイティス・ギターと同じメタル製のハット・ノブを採用することで、メタル・フロント・ギターをイメージしたデザインに仕上げた。1960年代の大型チューブ・アンプをナチュラル・ドライヴさせたサウンドをイメージし、ナチュラルでありつつも力強いオーバードライヴを目指し、1990年代に高い評価を得たハンドメイド・エフェクター・ブランドの「D.N.A. ANALOGIC」の設計者の協力を得てサウンド開発にあたったとのこと。ケースはハモンド製アルミ素材のケースを採用。内部パーツにもこだわり、歪みを構築する回路にはヴィンテージ・オーバードライヴに使用されているゲルマニウム・ダイオードを使用している。電解コンデンサーは、全てオーディオ用のものを使用。抵抗には金属皮膜抵抗を使用し、許容誤差1%以下だけのものを使用することで個体による音質の差が起きにくい設計となっており、サウンドメイキングへの悪影響を極限まで抑えている。さらに音質を重視した機械式スイッチ、暗い場所でも視認性の良い青色LEDを採用し、インプットおよびアウトプット・ジャックにはスイッチクラフト製のものを装備している。パーツのはんだ付け、基板配線、ポット、スイッチ、ジャックなどの取り付け、組み立てはすべて手作業とのことだ。

主な仕様は以下の通り。