アイドルグループ・Hey! Say! Jumpの中島裕翔が、7月スタートのフジテレビ系ドラマ『純愛ディソナンス』(毎週木曜22:00~)に主演することが26日、明らかになった。初の教師役で、吉川愛演じる女子生徒との禁断の恋を描く。
オリジナル作品となる同ドラマは、新任音楽教師と生徒の “純愛”を軸にストーリーが進行。しかし、2人の純愛は常にタブーと背中合わせであり、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス=不協和音”となってドロドロな展開を生み出していく。
前半は、とある高校が舞台。新任の音楽教師としてやってきた新田正樹(中島)だったが、校内では正樹の前任教師の失踪事件で大きく揺れていた。出勤前夜に音楽室でピアノを弾いていた正樹は、あることから逃げる生徒・和泉冴(吉川)と出会う。冴は自身が副担任を務めるクラスの生徒。教師と生徒である2人が失踪事件を通して徐々に絆を深めていく。正樹はいつしか自分の中で冴に対する特別な感情に気付きはじめる。決してそれを恋だと認めたくない正樹、一方の冴は恋だと信じて疑わない。
本心で向き合えないまま決別する2人だが、ひょんなことから5年後に再会。冴は成人を迎え、2人の間には障害は何もないはずだった。しかし、正樹には妻が。5年後の舞台では“セカンドパートナー”という昨今話題となっている新しい概念も加わり、より複雑な関係性を生み出していく。
脚本は、玉田真也氏、大林利江子氏、倉光泰子氏。演出は、共同テレビの木村真人氏、土方政人氏、菊川誠氏。
コメントは、以下の通り。
■中島裕翔(Hey! Say! JUMP)
「僕が演じる新田正樹は、家庭の事情で劣等感を抱えている男性で、世間に対しても冷めた目で見ている…周りから見ると一見フレンドリーなのですが、どこか壁を作っている役です。
共演する吉川さんとは初めましてですが、作中でも2人がどういう関係性になっていくのか、そして2人の関係が周りにどのような影響を与えていくのかが見どころになっています。
今作のタイトルには『純愛ディソナンス』というなかなか聞き慣れない、“不協和音”という意味の単語も入っています。登場人物全員が持つ純粋ゆえの怖い“純愛”が、どんな不協和音を生むのか…ドロドロの人間関係にも注目いただきたいです!」
■吉川愛
「私が演じる和泉冴は、本来はピュアで頭のいい子なのですが、家庭の事情だったり学校で起きている問題だったりが影響して、裏に何か秘めたものがある女の子。芯の強さがありますが、どこか弱い部分を持っているので、繊細さも丁寧に出していきたいと思います。
今作は、見ているといろいろな感情が湧く作品だと思います。単純に面白いと思ったりもすれば時にはイラッとしたり、別のシーンではドキッとしたり…最初から最後まで、どういう展開になるのかなと次がどんどん楽しみになる物語。ハラハラする展開も多く、今まで以上にハードな撮影になると思いますが、今からとても楽しみです」
■編成企画・高野舞氏(フジテレビ編成部)
「“純愛と泥沼は紙一重”、そんなドキドキもドロドロも楽しめる刺激たっぷりなエンターテインメントをお届けしたいと始まったオリジナル企画です。多様性が声高に叫ばれる今、『恋愛』『結婚』『倫理観』『幸福感』などあらゆる価値観を持つ人々が、二人のラブストーリーを軸にぶつかり合います。さまざまな形の愛を多面的に描き、共感だけでなく反発や興奮、視聴者の皆さんの感情を揺さぶり共体験できるドラマを目指しています!中島裕翔さん、吉川愛さんにとって初挑戦の役どころになりますので、お二人の新鮮な表情やお芝居にもご注目ください! 純粋が故に生み出されるディソナンス=(不協和音)に耳を傾けていただけたらうれしいです。ぜひご期待ください!」
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