第一三共ヘルスケアはこのほど、一般社団法人バンクフォースマイルズが運営する「コスメバンクプロジェクト」の活動理念に賛同し、同プロジェクトへの参画を発表。計7万5,000個のスキンケア製品を寄贈し、本年5月8日の「母の日」に合わせ、ひとり親世帯など経済的困難を抱える女性へ届ける。
コロナ禍による雇用状況の悪化などから、近年の「女性の貧困」は深刻さを増し、中でも女性のひとり親世帯は半数以上が相対的貧困下にあると考えられている。また、経済的理由やさまざまな事情で化粧品を必要としているのに入手できない人がいる一方で、行き先が決まっていない化粧品が数多く存在するという現実もある。
そんな状況を変えてゆくべく、「必要としている方へ化粧品を届けられたら」「化粧品の力でひとつでも多くの笑顔がうまれたら」という想いから「コスメバンクプロジェクト」はスタート。リニューアルに伴い旧仕様品となった製品や未開封の店頭返品など、品質には何ら問題がないものの再販売が難しくなった良品を企業から募り、経済的困難を抱える女性に無料配布することで、女性と企業、そして地球環境という、社会全体にとっての課題の解決を目指す。
同社はコーポレートスローガンを「Fit for You 健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ」とし、それを支える宣言の一つに「将来世代の環境を守り生命にやさしい社会の実現に貢献すること」を掲げている。今回の「コスメバンクプロジェクト」の活動を通じ、現在、経済的理由で困難な状況にいる女性を支えるとともに、誰もがより健康で美しくあり続けることができる社会の実現に貢献していく、としている。
同社の寄贈内容は、敏感肌・乾燥肌向けシートマスク「ミノン アミノモイストぷるぷるしっとり肌マスク(販売名:ミノンアミノモイスト FMa)」(化粧品)/提供数量:4万5,000個。薬用化粧品トライアルセット「トランシーノ薬用スキンケアシリーズ トライアルセット」(医薬部外品)/提供数量:3万個。