保険マンモスは4月21日、「電力会社と電力自由化」に関する調査結果を発表した。調査は4月6日、10代〜60代以上の男女500名(女性334名/男性166名、うち単身(一人)者100名)を対象にインターネットで行われた。
まず、現在の電気料金がどのくらいかを教えてもらったところ、一人(単身)世帯は8割が「6,000円未満」、二人世帯では「4,000円~6,000円未満」(24%)・「6,000円~8,000円未満」(28%)が主流に。四人世帯では「10,000円~12,000円未満」(27%)が3割近くを占めたほか、「8,000円~10,000円未満」(17%)という世帯も多く、6人以上の世帯にもなると、6割近くが「16,000円以上」(58%)かかっていることが明らかに。
電力会社を選ぶときに重視するポイントを聞いたところ、やはり「電気料金の安さ」(317人)や「電力供給の安定性」(288人)を重視する声が多く、次いで「緊急時・災害時のサポート」(196人)が続いた。
電力自由化については、半数近くの人が「興味はあるが現状何もしていない」(46%)と回答。「電力会社を変更した」という人は22%となり、どの会社に乗り換えたのかを教えてもらったところ、1位「ソフトバンクでんき」、2位「楽天でんき」、3位「ENEOSでんき」「東京ガス」という結果に。
乗り換えた結果、削減できた電気代は「月額1,000円未満」(59%)が6割を占めたものの、「2000円〜3,000円未満」(28%)という人も3割程度いることが判明。乗り換えた後の電力会社については、79%が「満足」と回答した。
一方、電力自由化について「何もする気はない」と回答した人は26%。電力会社を乗り換えない理由を聞くと、「手続きが面倒くさい・時間がない」(193人)がダントツに多く、次いで「電力会社を変えるメリットを感じない」(96人)、「新電力会社は長期で利用できるのか将来に不安がある」(74人)と続いた。