検索エンジン「Brave Search」が、ネット掲示板に投稿されている声を、検索結果の上位に表示する機能を追加し、話題を呼んでいる。
「Brave Search」は、広告ブロック機能を標準搭載したWEBブラウザ「Brave」が、独自検索エンジンとして開発したもの。2021年3月に検索エンジンの「Tailcat」を買収し、「Brave Search」の開発をスタート。同年6月には、「Brave Search」のベータ版を公開した。そして2022年4月20日、ネット掲示板の投稿を検索結果の上位に掲載する機能である「Discussions」を追加した。
この機能追加のきっかけは、2022年2月に投稿されたブログ記事「Google Search Is Dying(Google検索は死にかけている)」だった。この記事で「google検索はSEO(検索エンジン最適化)対策をしたサイトばかりが表示される。そのため多くのユーザーは「検索キーワード+reddit(海外のネット掲示板名)」で検索している。」と指摘。この内容を取り上げ、検索するユーザーが望む人間の実際の声を表示する「Discussios」を開発したとのこと。
ネット上では「検索エンジンのBraveはユーザー向けの高度な検索を行うGoogleに対抗している」「Brave SearchはSEOコンテンツじゃなくて、人間の会話を使用してクエリに対してより良い回答を提供している」「今一番信頼出来る検索エンジンのようです」との声が寄せられてる。