ソニーマーケティングは4月25日、 クラウドベースで効率的なメディア共有・運用を実現する統合プラットフォーム「Ci Media Cloud Services」に、より手軽に運用可能な契約プラン「カンパニーネットワーク エントリープラン」を新たに追加すると発表した。発売時期は5月上旬。サービス利用料は月額38,500円。
Ci Media Cloud Servicesでは、「エンタープライズネットワークプラン」(月額660,000円~)「カンパニーネットワークプラン」(月額132,000円~)を提供している。これらに加え、より低価格な契約プランとして「カンパニーネットワーク エントリープラン」を発売する。
上位プランと比較し、バンドルされるアップロード容量(100GB)、ダウンロード容量(100GB)、ストレージ容量(500GB)を少なく設定することで、費用を抑えながらカンパニーネットワークプランと同等の機能をより手軽に利用できるとしている。上位プラン同様に従量課金制で、開始時のコストを最小限に抑えつつ、利用状況に合わせて運用したいユーザーのニーズに対応する。
今回のバージョンアップでは、従来の英語UIに加えて日本語UIに対応。Webブラウザ上で表示される操作画面、ポップアップメッセージ、外部ユーザーへメディア共有するときに使われる公開用Webページなども日本語に対応する。
新たにスマートフォン用とApple TV 4K用の2種類のアプリを提供。デバイスの特性を活かして、用途に合わせ使用できる。
さらに、カメラ連携クラウドサービス「C3 Portal」との連携強化や、ファイルへのコメント機能、クリッピングツール、Ciワークフロー機能などが追加される。主な仕様や詳細については、製品情報サイトに詳しい。
Ci Media Cloud Servicesは、2020年11月から国内向けにサービスを開始したパブリッククラウド型の映像制作コラボレーションツール(SaaS)。メディアの管理や制作コラボレーションに特化したクラウドサービスで、インジェスト(取り込み)、素材管理、プレビュー、粗編集、パッケージのディストリビューション(配布)、クラウド上でのアーカイブなどの機能が一つのプラットフォームで利用可能となっている。