今日の夕飯のメニューが全く浮かばない…、週末に作り置きしておきたいけれどいつもの常備菜は食べ飽きた…、そんな時の強い味方になってくれるのが、ネット上で紹介されているお料理のレシピ。おいしそうな写真などを目にすると、作ってみたくなりますよね。でも最近になって増えてきたレシピ投稿のスタイルに対し、ある勢力が台頭しつつあるようです。

漫画『あたしゃ川尻こだまだよ』を執筆する川尻こだまさん(@kakeakami)がTwitterに投稿したコミックをご紹介します。

投稿では「レシピは動画じゃないとわからんが動画は観たくない勢」と宣言。料理レシピは文字だけだとよくわからないし、動画になっていても全部見るには時間がかかる、かといってタイムラプスのように早回しだとついていけない…映画「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる新聞のように、手順の横にウゴウゴ動くGIF動画があればいいのに! という願望が描かれています。

最近は動画で料理のレシピを紹介するスタイルが増えてきていますが、川尻さんのこのつぶやきには「わかりみが深い」「これなら料理しやすい」「これは共感しかないです」「レシピマンガとして楽しめそう」と、たくさんの共感が集まっていました。「レシピは動画じゃないとわからんが動画は観たくない勢」が意外と多くいることがうかがえます。「そのアイデア! 貰った!」と、発想を称賛する声や、手順ごとに動画が分かれているレシピアプリもあるようで、そちらをお勧めする声もありました。

投稿者さんに聞いてみた

――「動画は見たくない勢」共感の声が多く寄せられていますが、反応に対して率直なご感想があればお教えいただけますでしょうか。

反響が大きくなって、マジでハリポタの新聞みたいなレシピサイトとかレシピ本がでたら嬉しいです。

――8月には漫画『あたしゃ川尻こだまだよ』(KADOKAWA刊)2巻が発売されます。

通常の単行本2巻に加え、アニメBD付き単行本も完全受注生産で予約受付中なので、予約してもらえると嬉しいです。


献立を預かっている人にとって、わかりやすい動画も貴重な家事時間を削ってしまうもの。とはいえ、料理レシピがネット上で動画投稿されるようになってきたのはここ最近のことですし、もしかしたら近い将来には川尻さんが夢見ているようなレシピ紹介も実現するかもしれませんね。8月に発売されるコミックにもぜひ注目してみてください!