AOKI、見た目きちんと、着心地ソフトなパジャマスーツから新作が登場 - さらなる認知拡大へ

AOKIは、4月21日にパジャマスーツ(R)から新作が登場。パジャマスーツ(R)は、2020年11月からシリーズ展開し、販売数10万着を突破。今後商品ラインナップをさらに拡大していくという。同日、メディア向けに「AOKI 新戦略発表会」が開催され、新作の発表やパジャマスーツ(R)アンバサダーによるトークショーなどが行われた。

新作をふくめたパジャマスーツ(R)のファッションショーも行われた

パジャマスーツを中心にカジュアル領域拡大へ

冒頭では、AOKIホールディングス代表取締役社長の青木彰宏氏が登壇。青木氏は、「新型コロナの影響により、さまざまな変化が起き、ライフスタイルは180度変わった」と話し、同社もビジネスモデルの変革・変換が必須の状況になったと話す。

このような状況下で、同社は顧客のニーズをダイレクトにヒアリング。洗えるマスク、パジャマスーツ、アクティブワークスーツ、パジャマシューズなどの新商品をスピーディーに開発し、好評を得ている。

今後はAOKIの強みでもある「スーツをつくる力と販売する力」を活かしていくと青木氏。事業の柱でもあるテーラードスーツ、フォーマル、オーダースーツのビジネスモデルをさらに磨き上げていくこと、レディースの拡充も欠かせないと話す。

最も強化していく戦略は、パジャマスーツの提供、提案強化によるカジュアル領域の拡大だという。見た目きちんと、着心地ソフト、AOKIらしいカジュアルをトータルコーディネイトで提案していく考えだ。

AOKIホールディングス代表取締役社長青木彰宏氏

ファッションショーでは、パジャマスーツ(R)の2022年春夏の新ラインアップが紹介された。ビジネススタイルからは、リラックス感を演出しつつ、きちんと感も兼ね備えた「ポンチジャージー素材パジャマスーツ(R)」やビジネスでも休日スタイルでも使いやすいスカートタイプが登場する「リヨセル混素材パジャマスーツ(R)」。「軽量ニット素材パジャマスーツ(R)パジャマスーツ」は20%軽量化、しわにもなりにくく、出張や旅行にもおすすめだとか。

カジュアルスタイルからは、「サマーメッシュ素材パジャマスーツ(R)」が新登場。夏に最適なメッシュ素材で、清涼感のある1着に。レディースからは「コットンナイロンポンチ素材パジャマスーツ(R)」が登場。シーンを選ばず着用でき、自宅で洗えるのはもちろん、消臭テープ付きで、仕事帰りのジムにもおすすめだそう。

最後は「リヨセル混素材パジャマスーツ(R)」。上品な光沢感、ドレープ性と接触冷感が特長の「リヨセル」を使用しており、ワンタックパンツに加え、すっきり脚長効果のあるノータックパンツと、カジュアルな印象のカーゴパンツの展開などバリエーションを拡充。

パジャマスーツを身近に

続いて、AOKI 代表取締役社長の上田雄久氏が登壇し、マーケティングプランについて説明した。

同社が行ったパジャマスーツ(R)認知度調査によると、パジャマスーツ(R)を「知ってる」人は22.2%だったという。5人に1人は認知していることになるが、知らない人が大半という結果に。さらに、着用したことがある人は「一度着たらやみつきになる、毎日着たくなる」という声があった一方、「どのようなものなのか不安」「オフィスでの仕事にふさわしい?」など不安の声も寄せられたそうだ。

AOKI 代表取締役社長上田雄久氏

そこで、2022年初夏はパジャマスーツを身近に感じてもらうことを戦略とし、「ぞっこんスーツ」をキャッチコピーに、同日から新キービジュアルでのWEB広告を開始。また、パジャマスーツ(R)を店舗で体験できるキャンペーンも開催。期間中にオンラインショップより、取り置き予約をした人に、パジャマスーツ(R)が20%OFFで購入できるクーポンを配布するとのこと。配布期間は、4月21日～5月31日、有効期限は、4月21日～6月12日まで。