ドウシシャは「愛着家電」をテーマに展開するブランド「Kamome」から、扇風機「Kamomefan」シリーズの2022年モデルを発売した。発売するのは、「Kamomefan」、「Kamomefan lite」、「Kamomefan mini」の3機種。

4月1日から販売しており、直販サイトや家電量販店などで取り扱っている。直販サイトでの価格はKamomefanが21,780円、Kamomefan liteが25,080円、Kamomefan miniが25,080円。

  • 左から、Kamomefan lite、Kamomefan mini、Kamomefan、

Kamomefan

Kamomefanシリーズのベーシックモデル。シンプルなデザインで、本体とハンドルが一体化している。本体ポールの中間部分が取り外せ、高さを2段階で調節できる。

  • Kamomefan(型番:FKLX-281D グレー/ホワイト)

主な仕様は、本体サイズがW365×D330×H570~930mm、重さが3.6kg。羽根径は280mm、消費電力は最大18W、最小1.5W。運転音は最小11.3dB。首振りは左右75度。風量調整は4段階。送風部にアロマケースがついており、市販のアロマオイルを入れると風とともに香りがするアロマ機能も搭載する。オンオフタイマーは1、2、4、8時間。カラーはホワイトとグレーの2色。

Kamomefan lite

シリーズ最軽量の2.1kgで、軽々持ち運べるというモデル。3段階の自動首振り機能を搭載しており、左右30、60、90度で調節可能だ。

本体サイズはW290×D265×H750~900mm。羽根径は250mm、消費電力は最大15W、最小1.6W。運転音は最小7.5dB。風量調整は無段階。アロマ機能も搭載する。オンオフタイマーは1、2、4時間。カラーはシルバーとシャンパンゴールドの2色。

  • Kamomefan lite(型番:FKLW-251D シャンパンゴールド/シルバー)

Kamomefan mini

上下左右の3D自動首振り機能を搭載したモデル。真上を向いた状態で止めることも可能なので、 部屋干しの際などにも使えるという。

別売の専用バッテリーパック「Genki Pack/K-BP1」を取り付ければ、コードレス扇風機として利用でき、家の中で場所を選ばず使用できる。

主な仕様は、本体サイズがW280×D230×H580mm、重さが2.9kg。羽根径は230mm、消費電力は最大12.5W、最小1.3W。運転音は最小12.5dB。首振りは上下100度、左右70度。風量調整は無段階。アロマ機能も搭載する。

オンオフタイマーは1、2、4、8時間。コードレス運転時の連続運転時間は、風量最大時が3時間、最小運転時が25時間。充電時間は4時間。カラーはホワイトとグレーの2色。

  • Kamomefan mini(型番:FKLW-231B ホワイト/グレー)と Genki Pack(別売)

2012年に初代が開発されたKamomefanシリーズは、扇風機の羽根の形状にこだわり、カモメの羽をヒントに、船舶用プロペラメーカー「ナカシマプロペラ」の技術により作られた。包み込むように豊かで、そっと寄り添うような穏やかな風を再現するという。3機種とも、前モデルと大きな仕様の変化はない。

ドウシシャは、直販サイトで購入した人限定で、Kamomefanを購入時に不要となったリビング扇風機やオーブントースター(他社製品含む)をリサイクルするプロジェクトを実施している。購入時に引き取りを希望する場合、製品と同時にリサイクル用の送付状を届けるという。

  • ドウシシャが実施しているリサイクルプロジェクト