2022年4月15日(金)から全国公開となった『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』より、高木渉刑事を演じる高木渉と、佐藤美和子刑事を演じる湯屋敦子の対談インタビュー&撮りおろし2ショットスチールが公開された。

劇場版シリーズ最新作で第25作目となる本作は、4月15日(金)に全国498館(IMAX:39館、4D:80館、DOLBY CINEMA:5館を含む)にて公開され、公開から3日間で動員数132万人、興行収入19億円を超えるロケットスタートを記録している。

ハロウィンシーズンで賑わう“渋谷”を舞台に、警察学校組(降谷と警視庁警察学校鬼塚教場での同期であり、既に過去の事件で殉職をしている松田陣平・萩原研二・諸伏景光・伊達航)が過去に遭遇したある事件と、現代で起こるある事件が交差する今作では、警視庁の公認カップル・高木刑事と佐藤刑事の恋愛模様にも大きな注目が集まっている。

高木渉刑事を演じる高木渉と、佐藤美和子刑事を演じる湯屋敦子の対談を実施。お互いが演じるキャラクターに関して、高木は「佐藤刑事はマドンナ的存在で、一緒にいて背筋が伸びてしまうような緊張感がある反面、少しオヤジも入ってるとこが魅力的。そして、自信を無くして弱くなる時がある。そういう時は高木刑事が思いきって叱咤激励をするんです。そんな持ちつ持たれつの二人のバランスが良いなって、僕は思いますね」、湯屋は「(佐藤刑事は)刑事としては凄く責任感があって強い女性ですが、その反面では弱さを持っているというのが佐藤刑事の魅力だと思います。そしてその弱さを高木刑事には見せることが出来るんですよね。松田刑事に向かっていた心が、だんだんと高木刑事に動いて行って恋人同士になっている。だから今作でもそうですけど、二人だけのシーンでは本音で話しあうし、叱咤激励もされる。この二人だからこその関係性がとても素敵ですよね」と語っている。作中に出てくる、佐藤刑事が過去に想いを寄せていた松田刑事が絡んだ事件に直面したことにより、少し自暴自棄になってしまった瞬間の、叱咤激励する高木刑事の姿にも注目したい。

さらに、アフレコ時のエピソードとして高木は、「スタンスとしてはTVアニメの時と変わらないというか、延長線上に劇場版があるという感じですね。なので、劇場版だから変えたとか特に頑張ったとかいう部分はないです。ただ、高木刑事って警察学校組のメンバーは伊達航教官しか知らないんです。松田刑事はじめ他の人たちとは会ったことが無いんですよね。だから僕の中の想像で、伊達さんとのワタルブラザーズの時を思い出しながら、松田刑事ってこういう人だったら良いなぁなんて思いを込めてアフレコに臨みました」、湯屋は「今回も死神が見えてしまうといいますか、高木刑事が危険にさらされてしまうシーンがあるんです。死神が見えたのは松田刑事の事件があった時だったから、また大事な人を亡くすかもしれないという焦りや危機感が強く出ているんじゃないのかなと思いながら演じました。愛する人がもしかしたらいなくなってしまうかもしれないという不安がいつもより大きかったように思います。芝居自体を変えるという事は有りませんでしたが、そういった意味でも不安が大きく、むきになってしまっているシーンが多かったですね」と振り返った。

そのほかにも、最初に台本を読んだ時の印象や、自分自身が演じているキャラクターの印象など、高木と佐藤の歩みを感じさせる対談インタビュー全文は映画公式サイトをチェックしてほしい。

(C)2022 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会