4月21日、セキュリティソフトで知られるアバストは「携帯電話ののぞき見」に関する調査結果を発表。日本人の4割が、パートナーの携帯電話にアクセスしたことがあると回答し、そのうちの3人に1人以上にあたる35%が許可なしに携帯電話を見たと明かした。
本調査は、インターネット利用者1,000人を対象に、4月22日の「良い夫婦の日」にあわせて行われた。調査結果では、パートナーの携帯電話にアクセスしたことがある人のうち、30%は相手が携帯電話を見られたと認識していないと回答した。年齢別では、携帯電話をパートナーの許可なく見たと回答した割合が最も多かったのは、25歳から34歳で56%だ。
パートナーの携帯電話にアクセスして見るコンテンツはメールが多く38%、続いて写真や動画が32%、通話履歴が19%などが挙げられた。また携帯電話にアクセスした人のうち、51%が「携帯電話にパスワードがかかっていなかった」との回答が51%。他には「過去にパスコードやパターンを教えてくれた」が19%、「パスコードやパターンを覚えた」が12%などが挙げられた。4月22日の良い夫婦の日に先駆けて、パートナーに疑心暗鬼になる調査結果になったといえる。
しかし、パートナーの携帯電話が気になるという気持ちは、誰しも一度は感じたことのあるだろう。アバストはこの対策として、セキュリティツールや、パスワードの変更、生体認証をメインとすることを推奨している。こうしたお互いのプライバシーを守る仕組みを持ちながら、良い夫婦の日を過ごして欲しい。