アイ・オー・データ機器(以下、アイ・オー・データ)は4月22日、学びを向上させるためのICTツールのひとつとして、タッチ操作に対応するシンプルな大型液晶ディスプレイの開発を始めた。発売時期は2022年冬の予定。
開発に着手する「4K対応 65型タッチパネル液晶ディスプレイ」は、Windowsを搭載したパソコンやChromebookなどの教育現場で使用されている機器と、アプリケーションを組み合わせて、電子黒板のように使うことを目指した製品だ。導入費用を抑えるため、製品単体でのホワイトボード機能などを付けないとする。
また、教室内画面共有アプリ「らくらくシェア」と組み合わせ、複数の児童・生徒のパソコン画面を一度に表示する機能も搭載させるという。
アイ・オー・データは、アフターコロナ時代に、教育現場におけるICT環境の整備や、デジタル教科書など教育向けコンテンツの普及が進むとして、教育向けコンテンツが表示、操作しやすい大型・高解像度のタッチ液晶を開発。
「4K対応 65型タッチパネル液晶ディスプレイ」は、2022年5月11日から5月13日の期間、東京ビッグサイトで開催予定の「第13回教育総合展(EDIX東京)」にて参考展示される。