第一三共ヘルスケアは、T&Dホールディングスと推進している「年に1度の睡眠診断運動」(以下、本運動)において、本格導入に向けたテスト運用を行い、その結果を公開した。実施期間は、2021年11月15日~12月24日、8つの企業・団体計434名を対象に行われた。
本運動は、「睡眠」に着目して、企業の健康経営をサポートする新たな運動として2021年10月よりスタート。
参加者は、専用アプリをインストールしたスマートフォンを枕元に置いて簡易的に自分の睡眠を計測。自分の睡眠時間や睡眠の状態を知ることに加え、参加者の平均値と比較したり、生活や食事の習慣などを記録したり、自分の睡眠を意識する機会となるそう。
テスト運用では、「運動に参加して睡眠の意識に変化がありましたか?」という質問に対して「変化があった」、「大きな変化があった」と回答した人が半数以上(54.7%)となった。
また、「睡眠時間を意識した行動を取っていますか?」に聞いたところ、「意識しており、たまに行動に移している」と答えた人が本運動前は27.4%だったところ、本運動後は37.8%と割合が大きく増加。
さらに、睡眠の質を改善するために始めたことについては、「運動時間を増やした」(20%)が最も多く、次いで飲酒量を減らした」(17.6%)、「飲酒日数を減らした」(16.4%)という結果に。
本運動は、2022年夏をめどに幅広く企業・団体への案内開始を予定しているとのこと。