ビースタイルグループの調査機関「しゅふJOB総研」は4月21日、「男性の育休取得」をテーマとした調査結果を発表した。調査は3月23日~30日、同社運営の求人サイト『しゅふJOB』に登録する主婦層を中心とした女性684名を対象にインターネットで行われた。
はじめに、「男性の育児休業取得についてどう思いますか?」と尋ねたところ、87.5%が「(必ず+状況によっては)取得するべき」と回答。
男性の育休取得が必要な時期を聞くと、「生後8週間以内」(54.8%)や「生後8週間を超えて半年」(50.4%)が多く、最適な取得期間については「1か月〜3か月未満」(21.0%)や「2週間〜1か月未満」(15.5%)という意見が多かった一方で、3割超の人が「3か月以上(計)」(32.3%)を望んでいることがわかった。
男性が育休を取得することのメリットを聞いたところ、「家事育児の経験が夫の視野を広げる」(69.3%)、「妻のストレスが軽減される」(64.8%)、「夫と子どもが、かけがえのない時間を過ごすことができる」(61.4%)が上位に。
一方、デメリットとしては、「夫が家事育児をせず却って妻のストレスが溜まる」が最も多く48.1%。次いで「昇進が遅れるなど夫のキャリアダウンにつながる」(36.8%)、「休業期間中に夫の仕事上のスキルが落ちる」(32.3%)と続いた。