日本テレビ系『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、5月13日に映画『ローマの休日』(53年)を18年ぶりにデジタルリマスター版で放送。新たなオリジナル吹替版を制作する。
今回、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女役を務めるのは、早見沙織。『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役や、『宇宙よりも遠い場所』の白石結月役、映画『聲の形』西宮硝子役などでおなじみの人気声優だ。
グレゴリー・ペック演じる新聞記者のジョー・ブラッドレー役は、浪川大輔。『ルパン三世』の石川五ェ門役や、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ギルベルト役など、幅広く活躍している。
また、カメラマンのアービング役は『ドラえもん』スネ夫役の関智一、美容師のマリオ役は『鬼滅の刃』鬼舞辻無惨役の関俊彦、ヘネシー支局長役は『名探偵コナン』目暮警部役の茶風林が務める。
コメントは、以下の通り。
■早見沙織
――吹き替えオファーが来た時の心境は?
子どもの頃、声優というお仕事を認識したきっかけが、池田昌子さんの吹き替えのオードリー・ヘップバーン作品を見たことでした。マネージャーさんからは初め、タイトルを聞かずに「劇場版の吹き替えがある」とだけ聞いていて、その後さらっと「『ローマの休日』をやる」と言われ、それを聞いた瞬間、心拍数が上がり、手に汗握って、全身の温度が上がるかのような何とも言えないドキドキと緊張感につつまれました。
――『金曜ロードショー』視聴者の皆さんにメッセージ
18年ぶりに金曜ロードショーで放送されるという事で、私自身、作品の一ファンとして放送される事自体嬉しく思ってます。まさかアン王女の役として私がたずさわる事ができるとは、本当に言葉で言い表せないくらい光栄です!こうして話しているだけで、心拍数が上がり、緊張感が走ります…。作品の中のアンの魅力、素敵なところを少しでもお伝えできるよう努めましたので、これを見て素敵な“休日”を過ごして頂けたらと思います。休日と言いつつ金曜日ですが(笑)
■浪川大輔
――吹き替えオファーが来た時の心境は?
名作中の名作なので、喜びと共に、驚き、プレッシャーが同時に押し寄せてきました。すごく嬉しかった一方で、「本当にやるの?できるかな?」と…。グレゴリー・ペックの吹き替えはやった事がなく、とても空気感のある役者さんなので本当に緊張します。でもやはり「嬉しい!」という気持ちが一番強かったです。
――『金曜ロードショー』視聴者の皆さんにメッセージ
名作が18年ぶりに「金曜ロードショー」に登場!しかも新録自体も久々です!「名前は知ってるけどちゃんと見た事ない」という方もいらっしゃるかと思いますが、これを見て温かい気持ちになって頂けたら嬉しいです。本当に素敵な映画なので是非見てください!
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