4月20日、改正旅券法が参議院本会議において全会一致で可決し、成立した。これにより、パスポートの新規発行や更新手続きをオンライン化できるようになる。

行政手続きデジタル化の一環であり、利用者の利便性向上を図るもの。外務省によれば、2022年度の後半には、更新や紛失した際の届け出などで申請のオンライン化を開始する見通しだ。戸籍標本の原本などを必要とする新規発行については、今後の行政システム整備の進捗にあわせて、オンライン申請できるよう進められているとのこと。

  • パスポート申請がオンライン化へ、改正旅券法成立に歓迎の声

    これまでは「申請書のダウンロード」までしかできなかった

これまでパスポートの申請と交付の2回、都道府県の窓口にまで出向く必要があったが、改正旅券法により、パスポートをオンラインで申請し、交付時の1回のみ出向くだけで済むようになる。

ネット上ではさっそく「面倒な申請が、オンラインで済むのはとってもありがたいですね」「これはめっちゃ朗報」などの反響が寄せられている。