稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾による「新しい地図」と日本財団の基金「LOVE POCKET FUND」(愛のポケット基金)はこのたび、ウクライナ避難民への支援を決定した。

  • 左から稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾

「LOVE POCKET FUND」は、ロシアの侵攻によりウクライナの、特に弱い立場にある女性や子どもたちの痛ましい姿を目にし、力になれることはないだろうかと検討。このたび、ウクライナから来日する避難民支援約100人分の渡航費約3000万円をポケットから渡すことを決めた。これは、日本財団が実施するウクライナ避難民支援事業の一環となる。

既に来日している人または航空券手配済の人には、渡航費の実費(上限30万円/1人)を支給。対象は、最終出国地から日本国内の最終受入地までの渡航費・国内移動費で、上限の範囲内で身元保証人による入国時の出迎えにかかった国内移動費も対象となる。

また、これから航空券を手配する人には、航空券のeチケットと日本国内の移動費を支給。指定の旅行代理店にて航空券を手配し、eチケットを送付し、必要に応じて国内航空や新幹線も手配する。

日本には約1,900人のウクライナ人が在住し、彼らを頼って日本への避難を希望する家族や知人は1,000人近くに上ると見られている。日本財団ウクライナ避難民支援室では、4月20日から申請の受付を開始。なお、22日からは、在日ウクライナ人スタッフによるウクライナ語での問い合わせにも対応できる問い合わせ窓口がスタートする。

新しい地図の3人がメッセージを寄せた。

■稲垣吾郎
日々悲惨な状況を目にする中、まずは皆さんと一緒に今できることを始めていければと思います。

■草なぎ剛
いつもLOVE POCKET FUNDに寄り添っていただきありがとうございます。
僕達と皆さんの温かい気持ちが少しでも現在辛い思いをしてる方々の力になれれば嬉しいです。
平和を、願っています。

■香取慎吾
悲しみに包まれてしまっている避難民の方々に、皆様からご支援いただいた愛を届けます。
平和を願って。

「LOVE POCKET FUND」は、「誰かにやさしくすることで自分も幸せになれる」をコンセプトに2020年4月27日に設立。主に「生きにくさ」を抱えている女性や子供への支援や高齢者・地方創生に係る支援を行っていく基金として準備され、新型コロナウイルスの感染拡大の中、第一弾プロジェクトとして「新型コロナプロジェクト」を展開。 2022年3月31日をもって「新型コロナプロジェクト」の寄付受付は終了したが、「LOVE POCKET FUND」への寄付の受付は継続して行っている。