タレントの滝沢カレンと、子役の川原瑛都が、テレビ朝日系ドラマ『未来への10カウント』(毎週木曜21:00~)へ、21日放送の第2話からレギュラー出演する。

  • 左から満島ひかり、川原瑛都、滝沢カレン=テレビ朝日提供

同作は、木村拓哉演じる生きる希望を喪失した男・桐沢祥吾が、高校ボクシング部のコーチになったことで再生していくさまを描く青春スポーツドラマ。女優としても活躍の幅を広げる滝沢は、満島ひかり演じるヒロイン・葵の妹である折原楓を、『コタローは1人暮らし』のコタロー役でも話題となった川原は葵の息子・折原圭太を演じる。楓は勤務形態が完全リモートになったのを機に、シングルマザーである葵と同居し、多忙な教師生活を送る葵に代わって甥っ子の圭太の面倒を見るなど子育てや家事をサポート。やがて桐沢とも交流を深めていく。一方人懐っこい圭太は、1人でいたときに偶然出会った桐沢にも屈託なく接することに。最初は戸惑っていた桐沢も、圭太にボクシングを教えるうち心を開いていく。

第2話では公開スパーリングでボクシング部の部長・伊庭海斗(高橋海人)に怪我を負わせてしまった桐沢がクビを宣告される事態に。一方、ボクシング部員たちは基本もままならない状態であるにもかかわらず、インターハイ予選に出場したいと言い出す。予選までの時間はたった2カ月。燃える弱小ボクシング部に桐沢も心を動かされ始める。

さらに、桐沢が教壇に立って授業を展開する姿も描かれる。その手には政治経済の教科書が?「授業ってやっぱり大変ですよね。分かりやすく感じ取ってもらうために、学校の先生たちは毎回たくさんの予習などをされて大変だろうな、と思いました。そして、黒板の前から見渡す生徒の熱量。つまんないなって思っている人の目、面白いと思ってくれている人の目……それぞれに違って、いろんなことを感じさせられます」と話す木村が、自ら編み出したイラスト入りの鮮やかな板書に注目だ。

■滝沢カレン コメント(折原楓 役)

オファーを受けたときは驚きました!!! でもすぐに「うれしい!!! 頑張りたい!」と、幸せに浸りました。どのような形になるかなど、まだ見ぬ景色でしたが、「絶対楽しそう!」と先に分かったくらいでした。

撮影ではまず初日に満島ひかりさんとお会いしました。前から作品などを見て好きだったのですが、実際にお会いして「わぁ、なんて美しくて笑顔がキラッキラにあふれて、でもすごくお姉ちゃんみたいに心が広くて、いい意味で男前で!」と思いました。あれはきっと一目惚れでした。撮影が始まる前は、こっちまで駆け寄って「ハイタッチしよう!」って言ってくださり、もう“天使を超えた女神様みたいな人”でした。ずっと見つめていたいですが、お芝居もあるし緊張しちゃいますし……で、あまり長時間は見つめられなかったですが、本当に素敵なお方でした。私のヘアやファッションも満島さんがご提案してくださったとまで各人々に聞き、余計に感激してその日は過ぎました。役だとしても妹になれて幸せです。

木村拓哉さんは、もうドドドドドドドドドド緊張の中、お会いしました。なんてったって、私が生まれた時からスターの方ですから、同じ地を踏めていることに足が震えそうでしたが、もう根っから現場に照明をくれる明るい方でビックリしました。お芝居のアドバイスをくださったり、食卓シーンの準備中もご飯の話を聞いてくれたり、話してくれましたし、圭太役の(川原)瑛都くんと木村さんがいつも仲良しで! 瑛都くんがずっとケタケタケタケタ笑っていて、その光景を見ていて幸せでした。言葉も笑顔もカッコよくて、リーダーでありながらユニークな上に無邪気さも兼ね備えた木村拓哉さん。“思っていた何万倍も超えて星のように輝くスーパースーパースーパースター”でした。

この物語で、私は満島ひかりさんの妹・楓として登場します。折原姉妹と圭太の温かくて楽しくなっちゃうようなおうちを想像しながら作る世界観が、撮影していてもふと本当の家族みたいに幸せになっちゃうんです。そんな温かくもハラハラドキドキな世界を楽しんでいってください。