ソニーネットワークコミュニケーションズは4月20日、MVNOサービス「NUROモバイル」において、カウントフリー機能「バリューデータフリー」を4月21日から提供すると発表した。また、ソフトバンク回線の利用者を対象に、オートプレフィックス機能を順次提供する。
LINEの通信量がカウントフリーになる「バリューデータフリー」
NUROモバイルの料金プランは、20GBの大容量で通信品質を重視した「NEOプラン」と3GB~10GBで料金を抑えた「バリュープラス」の2系統に分かれている。前者ではすでに各種SNSのカウントフリー機能を提供しており、今回新たにバリュープラスにも導入する。
バリューデータフリーの開始により、対象のプランならLINEの通信に関してはデータ容量を消費せずに使えるようになる。
対象となるプランは、バリュープラスVM(5GB)とバリュープラスVL(10GB)。オプション料金はかからず、該当プランを利用中のユーザーも申込不要でカウントフリー化される。
オートプレフィックス機能をソフトバンク回線でも提供開始
ドコモ回線で先行提供していたオートプレフィックス機能を、ソフトバンク回線の利用者にも順次提供する。まずは4月20日以降の新規申込分に適用され、既存ユーザーについては4月26日から適用される予定。
NUROモバイルで通話料の割引を受けるには、発信時に専用アプリを利用するか、電話番号の前に指定の数字(プレフィックス番号)を手動で打ち込む必要があった。
オートプレフィックスとは、プレフィックス番号をネットワーク側で自動付加する仕組みのこと。これにより、通話割引の仕組みを意識しなくとも通常通り電話をかければ自動的に割引が適用され、11円/30秒で国内通話ができるようになる。
MNO側の対応も必要な機能のため、準備の整ったところから順次提供している。残るau回線の利用者に対しても、7月末までに提供される見込み。