吉本興業110周年感謝祭「西川きよしのコツコツ全国ツアー」開催発表会見が20日、都内で開催され、西川きよし、千鳥(大悟、ノブ)、ダイアン(ユースケ、津田篤宏)が出席。陣内智則と久代萌美アナウンサーがMCを務めた。
同ツアーは、6月25日の東京・有楽町よみうりホールを皮切りに全国8カ所11公演を開催。西川きよしを中心にベテラン芸人から若手芸人の寄席・コーナーやご当地素人参加型企画など内容盛りだくさんで全国に笑いを届ける。千鳥は、来年3月5日の大阪・なんばグランド花月、ダイアンは来年1月29日の広島・呉信用金庫ホールに参加する。
きよしは「日々小さなことからコツコツと頑張っています。いよいよ吉本興業110周年記念ということで、その中でも60年、半分以上お世話になっています」と挨拶し、「入ったときは吉本新喜劇の通行人Aでした。後ろついてくるBが坂田利夫さんでした」と振り返った。現在75歳のきよしだが、体調は「大丈夫です!」とのこと。「起きたら必ずスクワットをやります。寝起きは50回くらい。そして、柔軟をして」と健康法を明かした。
ノブは「吉本の芸人はみんな師匠の子供みたいなもんですから」と話し、ダイアンも同調。そして2組はそれぞれきよしとのエピソードを披露した。
ノブは「若手のときに『ノブくん、フグ行こう!』って劇場終わりにフグのフルコースを難波で食べさせていただいて、そのあとに、師匠の家の近くで中華のフルコースを食べたんです。この方、胃がバケモンです。1日に2回フルコースを食べる」と話し、陣内は「パワフルやね」と笑った。
ユースケは「めちゃくちゃお優しい。劇場で会えばいつも声をかけていただいて、『漫才面白いな。単車(バイク)のネタが面白い。またやってよ』って言われてめちゃくちゃうれしいんですけど、そんなネタ我々ないんですよ」と告白。津田も「いっつも言ってくださるんですよ」と話した。
大悟は「若手の頃に『しゃぶしゃぶ行こう! 車乗りなさい』って師匠のベンツにノブと乗せていただいて、『しゃぶしゃぶ行こう』って行くんですけど、焼き肉屋に行くんですよ。で、焼き肉屋の女将さんが『うちは焼き肉屋なんで』って言ったら『わかりました。しゃぶしゃぶをお願いします!』って。焼き肉屋がなぜかしゃぶしゃぶ持ってきた」と爆笑エピソードを披露し、陣内らは「さすが」「師匠のパワー」と笑い、久代アナも爆笑。
大悟は「師匠はしゃぶしゃぶを1枚も食べずに泣きながらヘレンさんとのお話をしゃべっていただいて」とさらに笑いを誘い、きよしは「ダイアンがそんなこと言うから大悟がこんなことを…」とタジタジだった。