JR東日本東京支社・横浜支社は19日、「鉄道開業150年キャンペーン」の一環で、鉄道開業の起点となった新橋駅と桜木町駅(当時の横浜駅)に、開業当時の1号機関車のトリックアートを使用したフォトスポットを設置するとともに、鉄道開業当初に開設された沿線5駅の駅名標の装飾など実施すると発表した。

  • 「鉄道開業150年トリックアート」新橋駅(イメージ)

  • 「鉄道開業150年トリックアート」桜木町駅(イメージ)

フォトスポット「鉄道開業150年トリックアート」では、フラッシュで撮影すると隠れた絵が浮かび上がり、実際に写すことができるしかけを用意。開業当時の1号機関車が過去からタイムスリップして飛び出してきたような写真を撮影できる。4月27日から新橋駅南改札外と桜木町駅南改札外の2カ所に設置し、設置期間は2023年3月下旬までとなる。

駅名標の装飾は、鉄道開業当初に開設された沿線5駅を対象に、歴史を感じてもらえるような当時の蒸気機関車と駅舎をモチーフにした特別装飾を行う。新橋駅、品川駅、川崎駅、鶴見駅、桜木町駅の京浜東北・根岸線ホームに5月19日から設置し、設置期間は2023年3月下旬までとなる。

  • 駅名標の装飾(イメージ)

その他、首都圏のおもな駅のデジタルサイネージ等で4月19日から「車両の歴史 1950~2022編」の動画を放映。交通新聞社が運営するウェブサイト「さんたつ by 散歩の達人」にて、150年前に初めて列車が駆け抜けた新橋~横浜(現・桜木町)間をはじめ、身近な場所に残る鉄道遺産も紹介する。