2011年にドイツで創業し、現在16カ国・720万人のユーザーに愛されているミールキットサービス「Hello Fresh」。2021年実績では約10億食が提供された人気のサービスがいよいよ本日、日本で本格始動した。既に存在しているミールキットサービスと何が違うのか、価格や味はどうか、取材した。
サブスク型・毎週メニューが更新されるミールキット
この度日本でサービスがスタートした「Hello Fresh」はサブスクリプション型のミールキットサービス。2人前3食分が5,190円(送料330円/1食あたり810円)、4人前3食分が9,390円(送料330円/1食あたり755円)で楽しめる。
プランは「定番」「ファミリー」「低カロリー」の3つで、毎週更新されるメニューが自動的に届く仕組み。好みのメニューをカスタムで選ぶこともできる。
宅配頻度は1週間、隔週、4週間に1回から、配達曜日は日曜日・水曜日・木曜日から選ぶことが可能(配達エリアは北海道・九州・沖縄を除く日本全国)。操作はすべてオンライン上で行える。
同サービスの最大の特徴として挙げられるのが「サブスク型」、そして「バラエティに富んだメニュー」だ。
実際のメニューを一例として挙げてみると、ベーシックなメニューに西京味噌の隠し味を加えた「鮭とブロッコリーのコーンクリーム煮」、中華テイストが加わった「黒酢ソースのポークソテー」、イギリス家庭料理の定番である「簡単シェパードパイ」など。いずれも調理時間は20~40分程度だ。6ステップのレシピに従って簡単に作ることができるのだとか。
世界各国でサービス展開してきた知見から、和食・洋食・エスニックに至るまで、日本人の舌に合うように工夫を加えたメニューがそろっている。国産中心で平均9種類の食材がふんだんに使われているところも、ヘルシー志向の利用者にとってはうれしいポイントだろう。
筆者も実際に試食させていただいたが、いずれもプロが丁寧にレシピを開発したことが伝わる繊細な味わいが印象的だった。普段は忙しくて手の込んだメニューを作れないことにストレスを抱えている方や、栄養面や味わいにこだわりをお持ちの方にとって、最適なミールキットと言えるかもしれない。