スタイルポートは4月18日、「X世代マンション購入者の行動変容」に関する調査の結果を発表した。調査は4月4日〜5日、コロナ禍で居住用の新築マンションを購入した、東京在住のX世代(40代〜50代)100人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • あなたは、特定のマンションを具体的に購入検討した際に、どのような媒体を参考にしましたか。

まず、特定のマンションを具体的に購入検討した際に参考にした媒体について聞いてみた。すると、、「不動産ポータルサイト(SUUMO)など」が52.0%、「YouTube」が51.0%、「Twitter」が47.0%という結果となった。

同質問においてSNS(Twitter、TikTok、YouTube、Instagram)やブログと回答した人に対し、SNSやブログで収集した情報は、マンション購入時の意思決定にどの程度影響したか尋ねたところ、「かなり影響した」が57.2%、「やや影響した」が32.9%という回答となった。

  • SNSやブログで収集した情報は、マンション購入時の意思決定にどの程度影響しましたか。

SNSやブログで情報収集をした理由については、「リアルな口コミを見ることができるから」が57.1%、「動画や画像とともに情報収集できるから」が52.9%、「最新情報が表示されるから」が52.9%という結果に。

  • マンション購入に関して、特定のマンションを具体的に検討したとき、SNSやブログで情報収集を行った理由を教えてください。

次に、マンション購入検討時に、「中古」や「賃貸」のマンションも検討したか聞いたところ、「中古と賃貸の両方を検討した」が57.0%、「中古を検討した」が28.0%、「賃貸を検討した」が3.0%、「中古や賃貸は検討していない」が12.0%となった。

マンション購入検討時に、マンションギャラリーに行ったかについては、「行った」が90.0%、「行かなかった」が8.0%という結果となった。

マンションギャラリーに行った人に対して、不満に思った事について尋ねてみた。すると、50.0%が「マンションギャラリーに足を運ぶのが面倒」、45.6%が「マンションギャラリーでの説明時間が長い」、41.1%が「訪問日時の調整や予約作業が面倒」と回答した。

  • マンションギャラリーに行った際に、不満に思ったことがあれば教えてください。

具体的な購入検討物件に関して、情報収集・検討を行う際に全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購入時の意思決定がもっとスムーズにいったと思うか聞いてみた。すると、41.0%が「非常にそう思う」、47.0%が「ややそう思う」と答えた。

  • 具体的な購入検討物件に関して、情報収集・検討を行う際に、全ての部屋タイプをVRで内覧することができたら、購入時の意思決定がもっとスムーズにいったと思いますか。

マンションギャラリーで渡される資料はどのような形が望ましいか聞いてみると、「データ」は70.0%、「紙」は25.0%という回答となった。

最後に、マンション購入時の説明をオンラインで受けた事があるか尋ねたところ、「受けた」が70.0%、「受けていない」が28.0%という回答となった。