江崎グリコは4月18日、「家事バランス」に関する調査結果を発表した。調査は3月25日~28日、既婚且つ同居している20~59歳の男女1,000名を対象にインターネットで行われた。

  • 夫婦の家事バランス

    夫婦の家事バランス

コロナ禍における夫婦の家事バランスを聞いたところ、理想は「5割」(26.9%)が最も多かったものの、実際は「10割」(19.5%)が最多に。理想とする「5割」は16.5%にとどまり、理想と現実でギャップがあることがわかった。

  • 家事バランス会議の実施と夫婦仲

    家事バランス会議の実施と夫婦仲

続いて、家事バランスについてパートナーと話し合う「家事バランス会議」について聞いたところ、34.9%が「実施している」と回答。そのうち、88.5%がパートナーと「仲が良い」ことが明らかに。

パートナーの家事に対してうれしかったことを聞くと、「お願いしなくてもパートナーが家事をしてくれる」が最も多く、また、「疲れているときにパートナーが家事をかわってくれる」は「家事バランス会議」をしている家庭は41.0%に対し、「家事バランス会議」をしていない家庭は26.9%と14.1ポイント差に。さらに、「うれしかったことはない」という回答を見ても、「家事バランス会議」をしている家庭は14.6%、していない家庭は33.5%と18.9ポイント差となり、「家事バランス会議」をする夫婦ほど、困ったときにパートナーが家事をサポートしてくれる様子がうかがえた。

  • 負担が大きいと思う家事

    負担が大きいと思う家事

次に、負担が大きいと思う家事を教えてもらったところ、「料理」(37.1%)が最も多く、さらに、パートナーに任せたいけど任せられない家事でも「料理」(25.3%)が1位に。

パートナーに料理を任せられない理由としては、「料理が下手だから」(47.0%)、「時間がかかるから」(35.6%)、「栄養バランスが心配だから」(28.9%)などが多く、一方、料理を担当したくない理由としては、「献立を考えるのが面倒だから」(51.3%)、「料理が下手だから」(49.1%)という理由が多かった。